1. お子様の心のサインを見逃さないために

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2020.10.25

お子様の心のサインを見逃さないために

お子様の心のサインを見逃さないために

 

 

今日はお子様との心のつながりを築く、接し方についてお話させていただきます。

 

 

お子様の心の中心に、人と人との心のつながりを育むことが何よりも大切です。

 

 

心のつながりを築くことで、お子様にとって人間関係が上手に築けるようになり、

社会に出て、周囲と強調しながらやっていくことができるようになるからです。

 

 

まずは「受容・共感・一緒」の心で、親子のつながりを育て、

「敬」の心で接することで、人と人とのつながりを築いていくことから始めていきましょう。

 

 

この世の中に存在するすべてのお子様に対して思うことは、

ダメな子は一人もいないということです。

 

 

どのお子様も皆、大切な一人の存在としてこの世に生まれ、

光り輝く素晴らしい素質を持っています。

 

 

しかし、それが、発揮できないばかりか、お子様の心に穴が開き、

痛ましいことに犯罪の低年齢化も問題になっています。

 

 

「学級崩壊」という言葉も一般化しています。

 

 

ごく一部の学校・学級だけの話ではなく、日本中の多くの学校で、

学級崩壊の現象がみられていますが、以前の日本では考えられないことでした。

 

 

この崩壊とはどんな意味を示しているのでしょうか?

 

 

これは、他者を思いやることができず、自分のことだけを考えて行動する、

利己的に成長しているお子様が増えているということです。

 

 

利己的に成長しているお子様の多くは、心が満たされないと感じています。

 

 

自分自身に自信を持てず、誰からも愛されないと感じています。

 

 

その為、周りにも優しさや愛情を持って接することができず、

逆に憎しみや嫉妬の感情が膨れ上がり、それが問題行動となり表されているのです。

 

 

お子様が問題行動を起こしている場合は、愛情を求めているサインと

受け止めなければなりません。

 

 

無意識に誰かに愛されたい、受け入れてほしいと思って、

そのような行動をとっているのです。

 

 

問題を抱えているお子様を変えようと思ったら、まずは、

保護者様が変わらなければいけません。

 

 

お子様が「愛されている・受け入れられている」と実感し、

自分の存在に自信を持てるようにしてあげることが大切です。

 

 

お子様との心のつながりを築く接し方のポイントは、「受容・共感・一緒」です。

 

 

お子様の要求は、必ずしもすべて受け入れるものではありません。

 

 

時には無理な要求、わがままな要求もあるでしょう。

 

 

そこで大切なことは、頭ごなしに拒否したり、

間違いを指摘したりすることだけではありません。

 

 

それでは、お子様は自分自身の存在を拒否されたと感じます。

 

 

一度、お子様の言葉を受け止め、その気持ちを理解する姿勢を示し

一緒に考えてあげることが大切です。

 

 

お子様の考えをうまくリードする良い方法の一つに「やまびこ法」があります。

 

 

「やまびこ法」は、お子様の言葉を、保護者様が繰り返し、

そこに一つ問題を付け加える会話の方法です。

 

 

保護者様がお子様の言葉を繰り返すことで、親が「受容・共感」の姿勢を示し、

続く質問により、お子様の考えをさらに深く探る、または、広げることで、

「一緒」に解決へと導くことができるのです。

 

 

「やまびこ法」を上手に使い、皆様の子育ての役に立てて頂けたらと思います。

 

 

「やまびこ法」をご存知でない保護者様は、担当講師までご質問いただけたらと思います。

 

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。