2020.10.18
意志力を育てるには
今日はお子様の意志力を育てる、大切な場所をお話させていただきたいと思います。
お子様の意志力を育てるのに大切なことは、お子様のしたいようにさせていては、
意志力は育たないということを知っておいてください。
意志力とは、自分をコントロールすることができ、初めて育つものです。
そのために、お子様が間違えたことをしたときに、
正しくしつけることが何よりもポイントとなります。
保護者様が上手にしかることで、お子様自身が自分自身で判断して、
コントロールする力すなわち「意志力」を身につけることができるようになるのです。
では、意志力とはどんなものなのでしょうか?
意志力とは、自分の欲求や感情に打ち克つことができる力であり、
「志を意のままにする力」です。
また、自己中心的な考えをコントロールすることで、
他者を思いやる優しい心としても現れます。
「自分に厳しく、人に優しく」できるパワーの源は、この意志力なのです。
意志力は、幼少期にそれぞれのご家庭できちんとしつけることで、身につくもです。
意志力が強いお子様はどのようなお子様なのでしょうか?
① 自分の欲求を抑えることができ、他者を思いやることができるお子様です。
➁ 困難に耐えて努力することができ、才能や個性を伸ばすことができます。
逆に意志力が弱いお子様とは?
① 欲望が際限なく広がり。常に欲求不満の状態で、他者を思いやることができず、
自己主張ばかり強く、思い通りにならないと爆発してしまう。
➁ 困難に耐えて努力することができず、力を伸ばすことができない。
意志力が強いと、志を実現できますが、意志力が弱いと、志を実現でいない
という結果になるのです。
保護者様に大切にしていただきたいことは、信頼関係を築くことです。
七田式では子育ての三種の神器を皆様にお伝えしています。
三種の神器とは「愛・厳しさ・信頼」です。
お子様は時にいじわるをしたり、嘘をついたりすることもあります。
「それがいけないことをきちんとわからせる。」次からはそうしないように、
「自分の心をコントロールできるように導く」ことがしつけのポイントです。
お子様をしつけるためには、厳しくしかることが必要な場合もありますが、
保護者様が感情的に怒鳴りつけることではありません。
日頃の信頼関係に支えられた、「しかり」は、親子の絆をより深いものにする
効果もあるのです。
お子様が良い行動をしたとき、改善できた時はきちんとほめてあげることを
忘れないで頂けたらと思います。
私たち人間は未完成で生まれてきます。
だからこそ、無限の可能性を秘めているともいえるのです。
それと同時にしつけや学習が必要となります。
しつけとは、「3歳までに」基本的な部分を身につけさせなくてはなりません。
それ以降でも、少しずつ自分自信をコントロールする力を育てて頂けたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。