2020.09.18
感性力を育みましょう!
暑い夏が終わり、秋を迎え、涼しくなってくると
聞こえてくる[秋の風物詩]、虫の声。
耳を澄ましていると♪リーンリーン♬コロコロコロ
キリキリキリ♫ジージー♩
草むらから様々な虫の鳴き声が聞こえてきます。
俳句では「虫」と言えば、秋の季語です。
「虫しぐれ」とは秋の草むらでたくさんの虫たちが、
競うように泣いているさまを言います。
「もう、秋なんだな。」としみじみ感じますし、
美しい鳴き声は、どことなく儚さも感じます。
これは、日本人独特の感覚なのだそうです。
日本では虫の声は風流なものととらえられますが、
欧米ではノイズと捉えられ、虫の声を認識しても
季節感を感じることはないそうです。
また、興味深いことに、虫の声の認識には
脳のメカニズムも関係しており、
日本語では母音が比較的重要であり、
自然の音や虫の声を言語のように左脳で捉えます。
一方、子音が重要な欧米の言語では、
これらの音は、音楽や雑音と同じように右脳で認識されます。
音に言葉のような意味を持たせ
そこから想像を広げていく文化的な豊かさは、
日本語の恩恵ともいえるのではないでしょうか。
七田式教育では、お子さまへのダイレクトな右脳刺激、
感性教育として私達が実践していることのひとつに
小林一茶の俳句の「読み、聞かせ、暗唱」があります。
一茶の俳句は、他の詩人にはない、
「生きとし生ける全てのものに心を馳せる」
という利他心には欠かせない心、ことばで溢れています。
また、一茶の俳句の表現方法は、子どもたちでも、
とても簡単にイメージしやすいことばで綴られています。
秋の夜長に、虫の音に耳を澄ませ、夜空を見上げ、
一茶の世界に思いを馳せ、親子で語らう時間を大切にいたしましょう!
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