2020.09.06
食欲の秋
今日は夏の疲れを回復し、栄養価の高い秋の食材をバランスよく摂取し、
夏の疲れた体を回復していく方法をお話させていただきたいと思います。
よく耳にする「食欲の秋」という言葉がありますが、この言葉の由来は、
「自然にそった生き方をしていた時代には、秋に取れる食べ物が一番おおかったこと」や、
「夏の暑さで落ちていた食欲が戻ってくるから」などとされています。
栄養価に富んだおいしい秋の食材をバランスよく毎日の食事に取り入れることで、
夏の疲れを回復し、冬を元気に過ごす備えになります。
ここで、秋の食材と栄養価について、お伝えいたします。
便秘の改善や、疲労回復には、オクラがおすすめです。
夏から秋にかけ身体を温めるために必要な野菜は、かぼちゃがおすすめです。
かぼちゃは各種ビタミンや、β-カロテンが豊富です。
何より身体を温め、生活習慣の予防にも役立ちます。
食物繊維が豊富で、血中コレステロールを下げるのに効果的な野菜は、里芋です。
ストレスの緩和や貧血予防に効果的な食材はチンゲン菜です。
このように多くの食材が私たちの身体にとり、大切な役割を果たしています。
しかし、好き嫌いはどのお子様にもあると思います。
好き嫌いをすると、丈夫になれないばかりか、イライラしたり、
集中力の低下にもつながるのです。
お子様の好き嫌いをなくしていくには、お子様自身が自分で育て、
料理をすることが大切です。
「食」とは「人を良くする」という字のごとく、日々のバランスの良い食事を摂ることで、
私たちに良い影響を与えてくれます。
しかし、好き嫌いをして偏った食事ばかりだと、身体も頭も働きが悪くなってしまいます。
お子様の好き嫌いをなくすためには、お子様と一緒に野菜を育てたり、
料理をすることをおすすめします。
お子様自身で育てた野菜を収穫することで、食べ物へのありがたさを感じ、
調理することで食べ物に興味を持つようになります。
そして、自分の手で時間をかけて作った料理は美味しく感じるものなので、
自然と好き嫌いが少なくなっていきます。
これは、親子のコミュニケーションにもなり、健康を保つという一生の財産となります。
大切な身体を作るにはまず、食を見直すことから始めていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。