1. 子どもの躾(しつけ)について①

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2020.09.02

子どもの躾(しつけ)について①

子どもの躾(しつけ)について①

子どもの教育をしていると、保護者の方からよくいただく相談で、

一番多いこと、「躾」について悩まれている、

あるいは「躾」ができていないお子さんをみかけることがあります。

そもそも「躾」で一番大切なことは何でしょうか。

それは、自分の感情をコントロールできる力を育てることです。

自分の衝動を抑えることができ、人のことを思いやることができる、

そんな力をみにつけさせてあげてください。

 

では、具体的にどのように「躾」をしていくのか、

本日は、3つの「躾」についてお話しさせていただきます。

1「基本的しつけ(躾)」

①食べること

3歳ごろになったら箸を使わせましょう。

初めは上手に出来なくても、毎日行っていくうちに

次第に使えるようになっていきます。

細かい手を使うことは脳の発育、手先の器用さ、巧緻性にも

繋がっていきます。

当然ですが、テレビをつけたままの食事などは、

避けるようにしましょう。

そして、命をいただく、感謝することなど教えていきましょう。

②排泄(トイレトレーニング)3歳~

③着ること(着替え)3歳~

④清潔(手洗い)2歳~3歳

今時期、感染症予防にもなりますから、指と指の間、

手の甲などしっかりとした手洗いができるようにしましょう。

また、ハンカチなどで手を拭く習慣もみにつけさせましょう。

⑤安全

道路で遊ばない、ふざけない、飛び出さない、

横断歩道、信号など、教えていきましょう。

その際、親が手本となる行動をとるようにしましょう。

親が赤信号でも道路を渡ってしまうと、躾(しつけ)に

一貫性がなくなってしまいます。

2.「精神的しつけ(躾)」

①がまん

一番大切なこと、がまんができるように育てましょう。

子どもの欲望は制限がありません。

だだをこねれば満たされるでは、いつまでもがまんは身につかず、

いつも欲求不満の状態でいることになります。

子どもの欲求不満は、与えられないからではなく、与えすぎる事から

生じることが多いです。

時と場所、必要なものか不要なものか、厳しさをもって、

がまんのできる子どもに育てましょう。

②親切

人に親切にすれば、巡り巡って人から親切にされることを

教えてあげましょう。

③正直

素直な心、正直でいられる心を育てましょう。

④従順

幼児期は善悪の判断もできません。

親の言う事をしっかり聞ける子どもに育てましょう。

⑤感謝

感謝の心は、言葉で説明しても理解はできません。

親が見本となり、常に感謝の言葉を口にしている、

すると自然に子どもも感謝の心が育ちます。

日頃から感謝の気持ちでいっぱいの家庭にしましょう。

 

3つめの「社会性のしつけ(躾)」については、

次回、お話させていただきます。

ぜひ、ご家庭で「躾」取り組んでいきましょう。

 

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