1. 俳句作りを楽しみましょう!

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2020.08.31

俳句作りを楽しみましょう!

俳句作りを楽しみましょう!

毎日暑い日が続きますが、皆さまどのようにお過ごしでしょうか。

一言で「暑い!」といっても、暑さを感じるのはどんな時でしょう。

蝉が鳴くのを聞いたとき、アイスがすぐ溶けちゃったとき…

暑さを感じる瞬間、いろいろありますよね。

 

さぁ、その感想を使って、今日はお子様といっしょに

「俳句作り」ごっこを楽しんでみましょう。

まずは、お子さまに季節のものや好きなものをあげて、

どんな感じか聞いてみましょう。

夏でしたら、「かき氷」ってどんな感じ?

のように聞いてみましょう。

冷たい、甘い、美味しいなど出てくると思います。

それこそお子さまはとても自由で、

大人には思いつかないようなことを話してくれることでしょう。

一言何かお子さまが言ったらほめて、感心してみせると、

つぎつぎと言葉が出てくることでしょう。

最初はそれを聞き取りメモして、組み合わせて、

保護者様が五七五にまとめて差し上げてもいいでしょう。

そのうち要領を得てご自分で作れるようになります。

ここでポイントとなるのが「おいしい」「きれい」「楽しい」

という言葉を使わずに、おいしさ、きれいさ、楽しさを

他の言葉に変えて、感じたことが伝わるようにするといい俳句になります。

慣れてきたら保護者さまと作りっこをして、

感想を言い合うのもいいでしょう。

楽しく作りあうことで自分の表現したものが相手に伝わる喜びを感じられると、

のちに作文を作るのも楽しくとりくめるようになります。

 

俳句は50句暗唱すれば作れる、100句暗唱すればよい俳句が作れるといいます。

レッスンでも毎月小林一茶の俳句を5句ずつ暗唱していきますが、

ぜひ100句暗唱を目指していきましょう。

一茶の俳句には「生きとし生けるものへの愛」がたくさん詰まっています。

いろいろなものの気持ちをそのものになって感じ取る、

それによって感性がどんどん豊かになります。

さぁ、お子さまと俳句作りをすることで、

今その時のお子さまの旬な感性を楽しみましょう。

そしてお子さまの感性を育んでいきましょう。

 

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