2020.07.25
しつけの三原則とは?
7月も残り少し、梅雨も間もなくあけるころ。
あけると、幼稚園も小学校も夏休みに入っていきます。
今年は、コロナの影響もあり、短いところもあるかもしれません。
それでも、ご家庭で過ごす時間が増えてきます。
普段できないこと、新しくチャレンジしたいこと、
そんなことをトライしてみるにはとても良い時期ですね。
お子様といろいろなことをして、わくわく体験をしましょう。
それと合わせて、ぜひご一緒に取り組んでいただきたいこと、
それは子どもの〈しつけ〉です。
特に、長期休みは時間がルーズになりがちです。
目標をもってのぞみましょう。
教育者の森信三先生が提唱し、全国の幼稚園などでもその理念が取り入れられている、
立腰教育の中にある〈しつけ〉の三原則をご存知でしょうか。
それは以下のものです。
1⃣ あいさつ
2⃣ 返事
3⃣ 靴を揃える
とてもシンプルなことですが、実は大人でもなかなかできていない方、
多いのではないでしょうか。
1⃣のあいさつは、相手からではなく、自分からが基本です。
そして、相手の名前をきちんと呼ぶようにしましょう。
お子様にあいさつを自然と身につけさせてあげる秘訣、
それは、親がまず手本をいつも示すことです。
朝起きたとき、「〇〇ちゃん、おはようございます。」
「〇〇くん、こんにちは」
言葉はやまびこです。使った言葉がそのまま返ってきます。
ぜひ、ご家庭の中、そして外出先でも、お手本をみせてあげましょう。
2⃣つ目の返事、これも大人の方ができていないことが往々にしてあります。
「ハイ」という返事、できていますか?
あいさつもそうですが、親ができていないことは、子どもはできません。
ご家庭内で、お手本を示していきましょう。
3⃣つ目の靴を揃える、すなわち整理整頓、使ったものはきれいに元に戻す、
という後片付けでもあります。
脱いだら脱ぎっぱなし、使ったら使ったまま…
最後までやり抜く、完結させる力を育てることにもなります。
この3つの原則を踏まえ、〈しつけ〉を行っていきましょう。
これができると、子どもの我を打ち消していくことができます。
自分だけ…今日だけ…誰かが変わりにやってくれる…
そんな心を打ち消し、皆のために、皆が喜んでくれることが嬉しい、
というような利他の心を育ててくれます。
ぜひ、この夏休み。
ご家族で素敵な体験とともに、〈しつけ〉もおさえておきましょう。
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