2020.07.17
感情を豊かに、子どものやる気を育てましょう
子どもが一生懸命に取り組んでいる姿、
子どもが目を輝かせて夢中になっている姿、
そんなやる気に満ち溢れた姿をみると、こちらも元気が湧いてきますよね。
その‟やる気”というのは、どこから湧いてくるのでしょう?
本日は“やる気”に関する脳内ホルモンについてのお話です。
私達は 脳内のホルモンの影響を受けて日々過ごしています。
脳内ホルモンの‟やる気”といえばドーパミンがよく聞かれますね。
そしてノルアドレナリン。
この2つは、覚醒型ホルモンです。
適度な量であれば問題はないのですが、これからいざという本番というとき、
緊張をして体が思うように動かなかったとか、
失敗したらどうしようと不安に襲われたりするのは、
この2つのホルモンが暴走して過剰にでているからです。
その2つのホルモンを調整してくれる脳内ホルモンがあります。
それはセロトニンというものです。
調整役のセロトニンは精神バランスへの影響が大きい重要な脳内物質なのです。
そしてこのセロトニンが不足すると気分が落ち込んでやる気がなくなったり、
海馬における記憶力や学習効果にも影響を及ぼしたりするそうです。
コロナウイルスの感染拡大で、しばらく幼稚園や学校が休みになったり、
再開されても、以前のように机を並べて、休み時間に友達と遊んでということが
できなくなっています。
それは、子どもたちだけではありませんよね。
リモートでご自宅で仕事をすることであったり、職場での環境も変化が多いのでは
ないでしょうか。
生活リズムが変わってしまって、ストレスがたまる…
と感じられている方も多いかもしれません。
外に出られず運動不足になってしまった。。
〈コロナ太り〉などという言葉も記憶に新しいところですね。
実はこのような、生活リズムの乱れはセロトニン活性化には大変ご法度なのです。
セロトニンを活性化するには、早寝早起きの規則正しい生活習慣、
そして適度な運動が必要なのです。
セロトニンが作られているのは、脳内の縫線核という所で視神経とつながっています。
ですので、セロトニンを出すには、まず目に刺激を与えるのです。
網膜に光の刺激を与えることによりセロトニン生成が活発になります。
朝おきたらまずカーテンを開け太陽光を浴びることからはじめましょう。
そして首をまわしてください。この首を回すことで電気信号が発生、活性化し
更にセロトニンの生成を促してくれるそうです。
「早寝早起きは三文の徳」ということわざもありますが、
脳内でも実は、このような徳があるのです。
そして脳内のセロトニンを活性化させるには運動をすることです。
有効な運動方法としてはリズミカルな運動です。
ポイントとしては呼吸や脈拍といった一定のリズムを刻む動作をすることです。
一定のリズムをもって運動を続ける〈歩く〉〈呼吸する〉〈咀嚼する〉等です。
例えばウオーキング、風景を楽しみながらゆったりとのんびりではなく、
ひたすらリズミカルに歩く。
そうしていると5分くらいでセロトニンが活動し始めるそうです。
こんな時期だからこそ、感染症予防を行いながら、生活習慣も見直してみましょう。
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