1. イメージ力は大切です

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2020.07.19

イメージ力は大切です

イメージ力は大切です

 

 

今日はお子様のイメージ力が育つことで、前向きで創造性豊かなお子様に育つ方法を

お話させていただきたいと思います。

 

 

イメージがもたらすものとはどのようなものでしょうか?

 

 

イメージには、それに見合う現実を引き寄せる力があります。

 

 

私たち人間の脳は、実際に起きたことと、イメージの中で起きたことを

区別することができないと言われています。

 

 

例えば、バイオリンの発表会やピアノの発表会の前日に、

本番で一度も間違うことなく上手に演奏することができ、

周囲の人々が笑顔で拍手してくれているイメージをしておきます。

 

 

すると、初めての発表会でも、イメージの中で成功を体験しているので、

本番当日では緊張することなく演奏することができるという効果があります。

 

 

実際に多くのプロスポーツ選手も試合の前に

成功するイメージトレーニングをしてから臨んでいます。

 

 

イメージ力を育てることで、本番に強い、前向きなお子様に育ちます。

 

 

では、どのようにして、イメージ力を育てるのでしょうか?

 

 

イメージトレーニングと聞くと、何となく難しいことのように感じられる

保護者様もいらっしゃるかもしれませんが、特別なことをする必要性はありません。

 

 

楽しく想像を膨らませることが、イメージトレーニングとなるのです。

 

 

例えば、レッスンを思い出してください。

 

 

「ごっこ遊び」もイメージトレーニングの一つなのです。

 

 

「うさぎになってみよう」「ぞうさんになってみよう」と言って、

ウサギであれば、手を頭の上に持っていき、「ピョンピョン」と言いながら、

飛び跳ねます。

 

 

ぞうであれば、手を鼻のように動かし「パオーン」と鳴きながら歩いたりして、

お子様が喜ぶようなごっこ遊びを一緒にしてあげます。

 

 

また、絵本読みも大切です。

 

 

この絵本読みが良いイメージトレーニングになります。

 

 

絵本には絵が描かれていますが、それは、ある段落の1シーンなどで、

お話の全ての場面が絵になっているわけではありません。

 

 

なので、絵に描かれていない場面は無意識にイメージしているのです。

 

 

絵本は年齢が上がるにつれてだんだんと文字が増え、絵が少なくなっていきます。

 

 

すると自然とイメージ力がより育まれていきます。

 

 

このようにして育まれたイメージは、言葉や絵にしてアウトプットすることが

とても大切です。

 

 

なぜかというと、いくら良いイメージがお子様の中で思い描けていても、

それを表現することができないと、誰にも伝えられないからです。

 

 

「何がイメージできた」「イメージできたものを絵に描いてみよう」と言って

描かせ表現する力も育てていくことが重要です。

 

 

また、同じイメージでも、失敗する「マイナスイメージ」は禁物です。

 

 

失敗のイメージは必ず失敗を招くからです。

 

 

イメージしてほしくないことは、言葉にしてはいけません。

 

 

「全身の毛が真っ赤なキリンを想像しないでください」と言われても、

おそらく全身の毛が赤いキリンを想像してしまうでしょう。

 

 

このように言葉にしたことは、少なからず頭に思い描いてしまうのです。

 

 

「失敗しないでね」と否定語を使って言うのではなく、

「上手に取り組めるからね」などと、肯定的なイメージができるような

言葉がけを心がけて頂けたらと思います。

 

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。