1. 食事の前の基本マナー

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2020.02.23

食事の前の基本マナー

食事の前の基本マナー

 

 

今日は食事のマナーの大切さについて、

お話させていただきたいと思います。

 

 

私たちが毎日食べている食事には、生き物の命であったり、

農家の方たちの思いや、料理をしてくれた方の愛情など、

多くのものが詰まっています。

 

 

ついつい食事はお腹を満たすことだけに心を奪われがちですが、

その食事が食卓に並ぶまで、お子様と一緒にぜひ考えて頂きたいことがあります。

 

 

ご家庭で野菜を育てている方は、お世話をしたり、

家の近くに田畑があるご家庭は、野菜の成長の様子や

その野菜のお世話をされている姿を見せて、

食に対する感謝の気持ちを育てていくことが大切です。

 

 

そしてその感謝の気持ちを「いただきます」や「ごちそうさま」

込めることも伝えていきましょう。

 

 

また、食事に関しては「マナー」を意識させてください。

 

 

食べ物で遊んだり、何かをしながら食事をしたりしてはいけないというのは、

感謝の気持ちがあれば、自ずとわかりますが、

食事は楽しく交流する場であることも教えてあげてください。

 

 

自分だけではなく、食事をする皆が楽しい気持ちで食べられることが大切です。

 

 

マナーはそのためにあるからです。

 

 

「くちゃくちゃと音を立てながら食べている人がいたら、どう感じるかな?」

などど、良く無い食べ方をしたら、周囲の人がどう思うのか

ということも考えさせていきましょう。

 

 

また、食事はただ食べるだけではなく、お子様の脳の働きも変わる

ということを知っていただけたらと思います。

 

 

私たち人間の身体は食べたもので作られます。

 

 

身体の機能も食べ物に大きく作用されます。

 

 

特に脳は身体の司令塔であり、脳の機能の良し悪しは、生活の全般に影響します。

 

 

手ごろで簡単なインスタント食品はビタミン・ミネラルなどの栄養素が乏しく、

脂肪分・糖分が多い高カロリーな食べ物です。

 

 

このような食品を多く摂取すると、ビタミンやミネラルが不足し、

代謝が上手くいかなくなることで頭がボーッとしたり、

やる気がなくなったり、気分が落ち込みむようになるのです。

 

 

また、イライラするのも食事が原因です。

 

 

血糖値が急激に上がったり下がったりすると、

イライラしたり、暴力的になったりします。

 

 

その原因を作っているのは、白砂糖などの精製された糖類です。

 

 

しかし、砂糖に含まれるブドウ糖は脳のエネルギーとして必要なので、

ゆっくりとブドウ糖に変わるご飯などの炭水化物から

摂取するようにしましょう。

 

 

また、記憶力を良くするためには豆腐や味噌などの

豆製品を多く摂取することをおすすめします。

 

 

脳細胞の60%は脂質で、レシチンというリン脂質が多く含まれています。

 

 

レシチンには記憶力・思考力を高める働きがあります。

 

 

多くの大豆食品を摂取するように、心がけて頂けたらと思います。

 

 

コンビニやスーパーなどで何でも手に入ってしまいますが、

食事はお子様の成長に欠かせない大切なものです。

 

 

季節の食材を食べ、家族で楽しく会話をしながら、

感謝の心を育てて頂けたらと思います。

 

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。