2020.01.18
「待つ」子育てをしましょう
子どもの行動に対してすぐに手や口をだしてしまう事ないでしょうか?
道を外しそうになったり、危険につながる場合には、
適切な導きや素早い介入が必要ですが、
そうでない場合、「待つ」事が求められます。
時には まどろっこしく無意味な行動に見えても、
子どもにはその行動をする理由があります。
それは、子どもの中でも曖昧で、不完全な考えかもしれません。
しかし、その理由こそが子どもの自我を形成させ、成長の元となります。
最初はうまくいかくても、この経験は貴重な財産なのです。
それを解せずに結果を求めると、考える力や想像力を奪ってしまいます。
「待つ」というのは、とても難しいことです。
答えを提示すれば、すぐに解決する事でもグッとこらえ、
見守らなければならないのですから、忍耐が必要です。
ただ、人を育てる過程で、「待つ」ことは「相手を信じる」ことと同じです。
子どもを信じ、行動の過程を見守ることが出来てこそ、
人を育て、また自分を育てることに繋がります。
植物を育てる時、芽が出ないからと、土を掘り返したり、
過剰に水や肥料を与えたりすると、芽が出るどころか、
成長を遅らせたり、弱めたりしてしまいます。
発芽に必要な環境を整え、「待つ」ことこそ、その要素の重要な一つです。
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