2020.01.07
人間性を育む大切な3つの心とは?
七田教室の小学部では、毎回人間学を学んでいます。
人としていかにいきるか、
そして人間として生きていく上で、
大切な事は、何かという事をです。
それは、「徳」を積むことにあります。
では、「徳」とは何でしょう。
それは、人を思いやって行動する事をいいます。
「徳性」とは、心の明るさ、清さ、人を愛する、
人に尽くす、正直、勇気、忍耐、謙虚といった豊かな働きをいいます。
これは、人間の本質的要素です。
では、「徳力」を育てるためには何が大切なのでしょうか。
大切な三つの心についてお話します。
①慈悲の心
相手を思う、思いやりとやさしさの心、
利他心を育てます。
そのためには、悪口、愚痴、文句、不平不満をいわず、
意識して感謝の言葉をいうようにしていきます。
②智恵の心
周りの景色に振り回されない、
人として正しい行動が出来る心です。
正しい生き方は、勇気をだすことです。
そして、四書五経、論語を学ぶことが大切です。
論語は2500年たった今でも私たちに語り継がれ、
正しきことを伝えてくれる一冊です。
③清浄の心
人を裏切らない、社会を裏切らない、ぶれない心を言います。
自分が自分のためにではなく、
誰かのためにが大切なのです。
そのためには、人間学を学ぶことがとても必要となります。
人間としていかに生きるかを考え、絶えず自己を省みながら、
人間としての道を歩いていくことがよいことなのです。
「徳」をおこなってこそ、正しい道を行くことができます。
今年も一年、七田教室では子どもたちと共に、
「徳」の大切さをしっかりと学び続けたいと思います。
そして子どもたちの心をもっともっと大きく
育てていきたいと思います。