2022.11.17
手先を使う遊びをたくさん行いましょう!
手は「第2の脳」と呼ばれることがあります。
それは人間の体の中で一番感覚器が集まっているからです。
この指先を使う取り組みは、生後2か月頃から始めましょう。
幼児期に手の訓練をすることは、子どもの成長を大きく助けるのです。
子どもたちは手を使う遊びが大好きです。
箱の中の物を全部出したり、
ティッシュを全部ひっぱりだしてたり、
ゴミ箱をひっくり返したり…。
お家の方にとってはやめさせたくなる行動かもしれません。
でもこれが子どもたちの知能の発達、大切な実験なのです。
どうなっているのかが分かればもうやりません。
危険なことで無い限り、どうか大きな心で見守ってあげましょう。
それが意欲を引き出し、脳の発達にも役立っていきます。
手先の取り組みというのは、私たちの毎日生活に深く関わっています。
はさみ、コップ、スプーン、箸、鉛筆などなど。
特に箸や鉛筆は正しい持ち方を身に付けさせたいものです。
とりあえず喜んで触っているからと放任するのでは、
おかしな持ち方が身についてしまいます。
興味を持ち始めたら最初が肝心。
子どもは親のすることを見て学んでいますので、
「こうやって持つんだよ。」と、
手を添え根気強く教えてあげましょう。
そして手先を使う取り組みとしておすすめしたいのが、
子どもにいろいろなお手伝いをさせること。
自然と手先を様々な形で使うことにつながります。
おそうじの雑巾しぼり、
洗濯バサミをとったりはさんだり、
お料理もきっと大喜びでやってくれるはず。
ひょっとすると、いつもより時間がかかったり、
仕事が増えたりと大変になるかもしれません。
でも子どもたちにとっては手先の器用さが高まるだけでなく、
家族の一員として役に立っているという喜びにもつながっていくのです。
そして、たとえ手先がうまく使えなくても、
とにかく褒めることです。
まして他の子と比べてはいけません。
その子のレベルで、その子のペースでさせて、
褒めてあげましょう。
褒められることで子どもの自己肯定感はぐんと高まり、
人の役に立つことの喜びを覚え、
モチベーションも上がっていきます。
すべての取り組みでも言えるとても大切なことは、
強度(強い刺激)頻度(繰り返しの多いこと)継続(長い目で続けていくこと)
そしてあたたかく見守る愛情です。
手先の取り組みを通して、
日常生活をスムーズに送る技術を身に着けさせ、
意欲の高い人の役に立つことができるのです。
ぜひ、ご家庭でいろいろなことにチャレンジさせてみましょう!
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