1. 質の良い地頭を育てよう!

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2022.10.10

質の良い地頭を育てよう!

質の良い地頭を育てよう!

地頭が良いという言葉をよく耳にしますが、

この地頭が良いとはどういうとなのでしょう?

 

学校での教育などで与えられたのではない、

その人本来の頭の良さのことをいいます。

知識が多く勉強ができるというような、

テストの点数で判断できるのものではなく、

論理的思考力や、コミュニケーション能力などの

高さを表すものです。

 

では、どうしたら良い地頭を育てることができるのでしょう?

 

まず、知的好奇心を刺激していくことです。

子どもの「なんでだろう?」は、大きなチャンスなのです。

例えば、魚に興味を持ったら、

水族館に行って実際に見てみる。

あるいは、遠くまで出かけなくても、

近所のスーパーの魚売り場に行って様々な魚を見てみたり、

一緒に料理をしてみるという経験からも、

多くを学ぶことができます。

図鑑の中だけでなく実際の物に触れる体験は、

とても大切な事なのです。

 

そして、自分で考えさせる、自分で決めさせることを行っていきましょう。

思考し、判断するということは、大人になってから身につけようとしても

なかなか思うようにいかないものです。

「あなたは、どう思うの?」

と子どもに考えさせる機会をたくさん作ることが

とても大切なのです。

親が良かれと思って先に決めていたり、答えを出してしまったりしては、

考える事をやめてしまいます。

質の良い地頭を育むならば、子どもが決めることを急がせず待つこと、

そして沢山の考える機会を与えましょう。

 

そしてコミュニケーション能力も育てていきましょう。

その場の空気を読む事ができ、他人と打ち解けやすいという事は、

それだけ相手を見る力、相手が何を求めているか察知する力、

つまり観察力が優れているということにもなります。

勉強以外の時間にも多くのものを観察してあれこれ考えている、

どんな小さな事でも、身の回りのものに興味を持っている、

と全てが学びに繋がるのです。

もし、コミュニケーションをとるのが苦手だと感じていたら、

年齢や性別に関係なく、たくさんの人と触れ合う機会を

持つ事もお勧めします。

多くの人に触れ合うことで、この人は何を望んでいるのだろうと、

想像することができます。

たとえば、洗濯物を取り込むことをお願いしたのに、

取り込んだだけではなく、畳んで洋服タンスにしまうことができる、

というように、相手の求めることを想像して行動できるというのは、

将来、社会に出た時に間違いなく役に立つ力になる事でしょう。

少ない情報から、その先を推測できる事も必要な能力です。

 

日常のちょっとした声がけや、

環境作りを工夫するだけで地頭を鍛えることができます。

ぜひ、ご家庭の中で質の良い地頭を育てる環境づくり、

始めてみましょう。

 

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