2022.10.03
[「しつけを成功させる叱り方・ほめ方]
子どものしつけを上手にすすめていくため、
本日は、叱り方、ほめ方についてのお話です。
親が笑顔で、ほめ言葉で接するようにすると、
親子の関係がよくなります。
とてもシンプルなことですが、とても大切なことです。
七田眞校長が親御さんにお伝えしていた
「幸せな家庭にするための五原則」をご紹介しましょう。
①口やかましく、小言をいわない
②いつも笑顔で接する
③ほめる
④家の中に「敬」がある
⑤思いやりがある
いかがでしょうか。
日常を振り返っていただきできているでしょうか。
お父様、お母様のチェック項目も併せてあげてみます。
⑴子どもに丁寧に頼んでいるか
⑵子どものすることに感動しているか
⑶子どもに感謝しているか
⑷子どもを一人の人間として尊敬して接しているか
⑸学校の評価より家庭の評価を大切にしているか
⑹子どもに仕事を与えているか
子どもを一人の人間として尊敬している、
と思っていてもそのような態度で接することが
果して出来ているでしょうか。
ぜひ振り返ってみましょう。
子どもを積極的にする秘訣は子どもに頼ることです。
子どもに教えてもらうことです。
「ママを助けて」と頼み、
「ママを助けたら、ママが喜んで自分を抱きしめてくれた。
私を愛してくれた」と子どもが思うと、
存在感のある子どもになります。
親から頼られると子どもは自分の価値が感じられ
「自分は役に立つ人間だ。愛される値打ちがあるんだ」
と無意識に思います。
存在感のある子どもは自分のすることに自信を持ち、
積極的に動くようになります。
そして、叱り方、ほめ方もとても大切です。
そのコツをお伝えします。
子どもがいけないことをしたときは、まずその場で
「いけません。それはしてはいけないことよ」
と厳しく注意します。
その後、子どもと二人きりになる時間を作り、
「あなたがさっきやったことは、
人間としていけないことなの。もうしないでね」
と注意し、
「お母さんはあなたが大好き。あなたのこういうところが好きよ」
と具体的に子どものいいところを認め、愛していることを伝えます。
すると子どもは叱られても傷つかなくてすみます。
行為を叱るのが基本です。
「あなたみたいな子は知らない」
と言われたら、お子さんは素直ですから
完全に見放されたと思ってしまいます。
「お父さんに言いつけるから」もやめましょう。
せっかく反省の気持ちが生じているのに、
母親を信頼せず、父親を恐れる子どもになってしまいます。
父親に叱ってもらうということは、
一つのことに対して二度叱ることになってしまいます。
むしろ、きつく𠮟った後で
「このことはあなたとママの間のことにしておきましょうね。
パパには言わないからね」と約束します。
その方がママは厳しいけれど優しいところがある、
と信頼してくれるようになります。
また、叱る時間は1分以内です。
くどくど言われるのは
「ママは自分のことが嫌いなんだ」
と思わせてしまいます。
叱り方次第で親子の関係が壊れることもあります。
ほめるときは、心から喜びほめましょう。
口先だけでほめても、上の者が下の者をほめるというほめ方になって、
自分は低く見られているという気持ちになってしまいます。
心からほめると、子どもは親が自分のことをそんなにも
喜んでくれていると感じ嬉しくなります。
知識や才能のことでもいいですが、
性格や人柄に関することをほめてあげるといいです。
人に親切にしてあげたことや、優しくしてあげたことを
ほめてあげるとよい性格が育っていきます。
健やかな親子関係を作っていきましょう。
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