2022.08.26
年齢別「しつけ」の方法とは?①
本日は、前回お伝えした「がまんのできる子を育てる」ということに関連し、
年齢別の「しつけ」についてお話します。
「しつけ」は子育てにおいてとても重要です。
しかしお子様お一人お一人、成長過程は違うものです。
子どもの精神的成長に合わせて、働きかけを変えていくこと、
これが大切です。
まずは①【0歳】です。
0歳から1歳の間に性格の基礎が決まります。
この時期は子どもをきちんと抱きしめ、
スキンシップを図ることが大切です。
子どもの安定した感情を育てていくために、
生理的欲求を満たし、安定させることが大切です。
この時期、親はできるだけ手をかけ、
快適な生活をさせることを心がけましょう。
これこそが、性格作りの第一歩となるのです。
落ち着いた雰囲気の中で、心理的に安定させることを心がけましょう。
②【1歳】
この時期は歩くことの楽しさを覚える時期です。
心身が大きく成長し、何にでも興味を示す時期でもあります。
「ダメ」「いけない」と止めずに、何でも経験させましょう。
何もさせないと欲求不満で、やる気のない子どもになってしまいます。
ベビーサークルの中だけで遊ばせるのではなく、
広い空間で活動させることが大切です。
また、1歳児は何でも自分でやりたい時期です。
手づかみで食べだしたら、多少こぼしてしまったとしても、
自分で食べさせることが大切です。
この時期からスプーンの訓練も始めていきましょう。
食事は子どもの意欲に影響します。
1歳児は遊び食べが自然です。
遊びがひどくなったら、「ごちそうさま」
で締めくくるとよいでしょう。
このころは本来小食なので、1日5回食(3時間おき)も
おすすめです。
ですので、おやつは与えないようにしていきましょう。
この時期にお菓子の味を覚えてしまうと、
おやつばかり欲しがるようになってしまいます。
1歳児は甘えん坊の時期でもありますが、
何でも親の真似をして行動したがる時期でもあります。
行動的な意欲を損なわないように育てていくことが大切です。
③【2歳児】
この時期になるとお話が上手になります。
2歳児はとても素直です。
親の言ったとおりに行動しますが、
自我の芽生える時期でもあるため、自分勝手な行動もします。
しかし、素直な心を持っているため、親の言うことに従い、
認められる喜びを感じ、他の人に認められることを
喜ぶ時期でもあります。
何でも自分ですることが好きな時期ですから、
いろんなことに挑戦させ、手先の器用さを育てていくチャンスです。
積み木をしたり、スプーンを使わせたり、
一人でするチャンスを多く与えてあげましょう。
食事面においてもこぼすからと言って、
親が与えてはいけないのです。
子どものの自立は食事のしつけから始まります。
そして、早寝早起きの習慣も身に着けさせることもおすすめです。
子どもを温かく見守っていきましょう!
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