2022.07.30
お金の概念を育てよう!2⃣
本日は、前回に引き続き「お金」がテーマです。
子どもにとって必要な物には、
「ニーズ」と
「ウォンツ」があります。
ニーズとは、日常必需品(鉛筆など)のこと。
ウォンツは、必ずしも必要ではない物(玩具など)です。
子どもが欲しがる物は、親から見ればウォンツの物がほとんですよね。
かと言って、必要ないと頭ごなしに言わないようにしましょう。
「これは、あなたにとってどのくらい大事?」
などと質問をして、気持ちを聞きましょう。
子どもが自分の意思を述べ、正しい行動をする判断力が育ちます。
「お手伝いをしてくれたら、お小遣いを渡す」
という事については、二つの考え方があります。
1つは、お金は働いてこそ手に入るものという考え方。
子どもの頃からそういう体験をさせておきたい、
と考えるのであれば、大人社会のミニチュア版を
家庭で体験させることで、お金の価値を学びます。
一方、その反対の考え方、一緒に暮らすうえで家事を分担し、
協力するのが「家族」である。
その家族のために出来る事をしたのだから、
お金を渡す必要がないという考え方です。
これについても家族の一員として、
助け合う事を学ぶのですから、非常に大切です。
どちらが正しいとは言えませんが、
各家庭での考え方を決めておきましょう。
ここでは、お手伝いを通してお小遣いを与えること、
をお勧めしています。
それによって、金銭感覚を学ぶことができるから。
でもそれだけではありません。
お手伝いは、子どもの勤労意欲や、
人の役に立つことの喜びを育てる場でもあります。
「ありがとう、とても助かった」
と心から感謝し
「お金を貰える喜び」以上に
「手助けをしたという喜び」
を感じさせるようにしましょう。
きっと、お金に対する感謝の気持ちと、
人に対する感謝の気持ちが育っていきます。
お金を通して社会を学んでいきましょう。
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