2022.07.23
夏は好奇心を刺激する季節2
前回、家での過ごし方で【図鑑を一緒に見る!】
ということをお勧めしました。
今回は、スケッチブックの活用についてのお話です。
お子さんとお出かけした後に行っていただきたいのが、
スケッチブックを開いてお子さんに絵を描いてもらうこと。
絵は、お子さんの好きなように描いてもらいましょう。
「今日行ったところで、何が楽しかった?」
などと聞いてあげながら、自由に絵を描かせます。
そして、描いたものに関しては、
「上手に描けたね。」とたくさんほめてあげてましょう。
クレヨンが持てるお子さんであれば、十分に出来ます。
とは言っても、子どもの年齢が小さければ、
水族館で見た魚を大きな丸や小さな点で
描きあらわすかもしれません。
親としては、「これなに?」気になってしまうかもしれませんが、
それでいいのです。
お子さんの頭の中のイメージを好きなように描きあらわしてもらって、
それを無条件にほめてあげてくださいね。
ここで大切なことは、絵の上手下手ではなく、
見て感じて想ったことを表現すること。
ときにユニークなものでも、その感性をほめてあげましょう!
お子さんに絵を描いてもらったら、
仕上げはその絵に感想を書き入れましょう。
字が書けないお子さんでしたらもちろんですが、
既にひらがなやカタカナが書けるお子さんでも、
最初は大人が書いてあげます。
お子さんに出かけたときのことをいろいろ質問して、
それを書きとってあげてください。
例えば、
お母さん「昨日は、どこに行ったの?」
お子さん「どうぶつえん」
お母さん「昨日、動物園に行ったよね。」
「だれと、行ったの?」
お子さん「パパとママ」
お母さん「動物園にはどんな動物がいたの?」
お子さん「ぞうさん、きりんさん」
お母さん「ぞうさん見てどうだった?」
お子さん「大きかった。おはな ぶるぶるしてた」
大人は、お子さんにいろいろと質問をして、
お子さんが答えた単語をひろって、
絵に書き添えてあげてください。
そうするとお子さんは、自分が答えた言葉が、
素敵は文章に変わっていくことを実感して、
やがて自ら文章を書きあらわすことにつながっていくのです。
子どもは、様々なものに好奇心を持ちます。
小さなころに見たり聞いたりしたことは、
たくさんの可能性という種を蒔くことにつながります。
それが芽吹いて、太い茎となり花を咲かせるようになるには、
水や栄養、そしてお日様の光が必要です。
言い換えれば、周りの大人たちの豊かな愛情、
誠実な厳しさ、深い信頼です。
お子さんの存在そのものを愛しみ、
いろいろな言葉をかけ、
たくさんの感動を一緒に味わいましょう!
図鑑を楽しく見て、星に興味をもったお子さんは、
プラネタリウムに連れて行ってあげたら、
宇宙の壮大さにびっくりするかもしれません。
植物に興味をもったお子さんは、
散歩にでかけた野原で、草花の名前を教えてくれるかもしれません。
そして家に帰ったら、楽しかった体験を絵と文章で表現をする。
親子ですてきな感動をたくさん共有しましょう!
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