2022.07.12
プラスのエネルギーで子育てをしましょう!
本日は、「プラスのエネルギーで子育てをしましょう」
という内容でお話ししていきます。
誰もが上手な子育てをしたいと願っています。
けれども誰もが上手な子育てができるわけではありません。
子育てが難しいと思っていらっしゃる親御さんのほうが
多いのも事実です。
上手な子育てをするには、知識や技術が中心の子育てではなく、
心の子育てをすることが大切な秘訣になります。
賢い子ども、よく学ぶ子どもとは、
心がよく育った子どもなのです。
では、心が育った状態とはどんな状態でしょうか。
心には二つの心があります。
プラスの心とマイナスの心です。
心がよく育っている状態とは、
心がプラスの状態、肯定反応にある状態です。
この世の中はプラスエネルギーとマイナスエネルギーで動いていて、
プラスエネルギーで動けばすべてうまくいき、
マイナスエネルギーで動けばすべてうまくいかないことを
まず知っていかなくてはいけません。
アメリカのカルフォルニア大学で次のような実験が行われました。
同じ母親ねずみから生まれたA,Bのねずみたちを迷路に入れ、
どちらが速く餌にたどり着くかという実験です。
試験官はこの実験を観察している人たちに、
Aの子ねずみは賢く、Bの子ねずみは愚かだと説明をしました。
本当は2匹のねずみの賢さに差異はなかったのです。
実験が始まると、みなが賢いと信じているねずみは、
楽々と迷路を抜けて餌に到着しました。
みなが愚かだとねずみは、迷路からなかなか抜けられず、
餌に到着するのがかなり遅れました。
この実験が何回かくり返されましたが、
結果はいつも同じでした。
これは、親がわが子を育てるときにも、
まったくこの通りに当てはまることなのです。
マイナスエネルギーの親に育てられる子どもは、
無意識にマイナスの反応をするのです。
親がこのことを知って、自分をプラスエネルギーに変えると、
子どもはたちまちプラスエネルギーに代わってしまいます。
親と子の共振作用が非常に大きいからです。
「親が変われば子どもが変わる」
と故七田眞校長はいつもおっしゃっていました。
子育てが上手になるには、
このプラスエネルギーとマイナスエネルギーの
存在に気づいてくださることです。
子どもを肯定的に見ることで、
プラスエネルギーを発します。
そして七田式の基本であります
「認めて・ほめて・愛して・育てる」
これがプラスエネルギーを発する秘訣なのです。