2022.07.11
イメージを活用しよう!
イメージというと、かつては
「よくわからないもの」
「非科学的なもの」
という受け止め方をされていましたが、
現代においては、スポーツ・芸術の分野はもちろん、
学習、音楽、ビジネス、コミュニケーションetc…
と業種、業態を問わずして、イメージトレーニングが大切、
となってています。
イメージは、普段意識せずに使っていますが、
とても身近な力です。
特に右脳が優位な小さな子ども達は、
遊びの中でイメージをごく自然に使っています。
イメージ力を高めることは、
イメージを媒体とした「右脳」の力を
引き出すことにつながるのです。
スポーツや芸能の分野では、
イメージの力が結果に大きく影響する
ということがよくあります。
ではなぜ、イメージすることが
良い結果をもたらしてくれるのでしょう。
これは、脳には
「イメージしたことと
現実に起こったことを区別しない」
という特性があるからです。
鮮明にイメージを描くことができればできるほど、
私たちの脳は、それが現実のことだったのか、
はたまたイメージしたことだったのか、
どちらなのかわからなくなります。
それほど脳にとってイメージは
強烈なものなのです。
ですから、結果が出た、達成した、成功した、上手くいった、
そんなイメージをありありと感とることができれば、
脳は、もうそうなったものとして活動をしていくのです。
そして、現実とのギャップがあれば、その差を埋めようと、
脳は軌道修正をしていくのです。
ですから、良いイメージを持つことは、とても重要なのです。
そして、イメージは自らが描くものだけではありません。
環境によって、自然と作られるイメージがあります。
それは、セルフイメージというもの。
周りの人の言葉によって、
だんだん自分がその気になってくること
ありませんか?
ダメかもと思っていたものが、言葉によってできるものに変わる、
往々にして起こりうることです。
「実際どうであるか」より、
「自分がどう思っているか」が大切なのです。
事実は変わらないのに、
思いが変わるだけで、
状況がまったく変わってくることがあります。
親が子どもに対して持つ思いもまた同じです。
良くない言葉をかけ続けられた子は、
「自分なんて・・・」という思いにとらわれ、
なかなかそこから解放されません。
しかし、「あなたならかならずできるよ」
「きっとうまくいくようになるよ」
そんな言葉をかけられ続けていると、
いつの間にか、達成していたりします。
ぜひ、子どもたちにプラスの言葉をたくさんかけ、
イメージの力を使って、育児していきましょう!