2022.06.14
きょうだいは小さな社会
子どもの成長にとって、環境をどう作っていくか、
とても大事なところです。
親との関わり合いもとても重要ですが、
きょうだいの影響も大きいです。
本日は、きょうだいがいる場合の子育てについてです。
どのようなことに気をつけたらいいのかをお伝えしていきます。
きょうだいがいる場合は、それだけで小さな社会ができます。
きょうだいが仲良くできるよう、やり取りに口を出し過ぎずに
上手に導いてあげることがとても大切です。
基本は上の子を中心にしてあげると上手くいきます。
下の子にとっては、上の子がいることが良い刺激となり、
大きく伸びることが多いので、心配はいりません。
実際、下の子は身体的発達や言葉の発達、社会性の発達など
とても早い傾向にあります。
ですが、たいがいは、下の子が生まれると親の意識は
どうしても上の子より下の子にいってしまいがちです。
そのために、お母様と上の子との関係性が、
上手くいかなくなることがあります。
しっかりしていると思っていた上の子でも、
まだまだ甘えたかったり、
お母さんを独り占めしたい
という複雑な気持ちを抱えています。
時には、下の子をお父さんや祖父母などに預け、
その間に上の子と十分向き合ってあげる機会を作ってあげましょう。
親が上の子に十分愛情をかけて育てていると、
上の子が下の子にやきもちをやかずに、
親切に接してくれるようになります。
子どもを競争心で育てずに、
他者を思いやる心を育ててあげてください。
ほめることと、優しくすることを家庭の
中心にしましょう。
愛情を伝えるには、言葉がけと8秒間の抱きしめを
してあげましょう。
きょうだいがいない、一人っ子のご家庭では、
家の中に競争相手がいないので、
どうしてもおっとりして見えます。
しかし、成長するにつれ、集団生活をする機会がでてきます。
自然とその中でどのようにすればよいかわかり、
自分を表す方法が身についていきますので、
心配しすぎることはありません。
それよりも、集団の中で自分を表せるように、
日頃から、親がお手本を見せてあげることが大切です。
子どもは、自然と親を真似る、コピーしていきます。
人とどう接していくことが大切なのかを、
言葉ではなく行動で見せてあげましょう。
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