2022.03.04
幼少期に外国語に触れる機会を作りましょう!
皆さんは英語に自信がありますか?
英語に苦手意識はない方でも、
「受験ではそこそこ頑張ったけど、全然話せないよ。」
という回答になったり、英語が苦手だと話す方は、
「そもそも英語が聴き取れないよ。」
と話す方が多いと感じています。
昔から「日本人は英語が苦手」と言われることがあります。
しかし、この「日本人は英語が苦手」という印象も、
リスニングや話す能力に対してのものだと思うのです。
赤ちゃんはどの国に生まれても、
生まれた時には16~16,000Hzのすべての音域の音を
聴き取ることができます。
それが、6歳を過ぎた頃になると聴覚機能が固定されてしまい、
聴き取れない音が出てきます。
だから、0歳から6歳の期間からの外国語学習がとても大切なのです。
この期間は、絶対音感を育てることもできます。
言語の音域の違いをよくパスバンドといい、
日本語は125~1500Hz、英語は2000Hz以上の音域で
話される言語なのです。
日本語しか話されない環境で育てば、
英語を聴き取れないのは当たり前なのです。
0歳からという書き方をしましたが、
赤ちゃんが初めて言葉を聞くのは、
実は生まれてからではありません。
お母さんのお腹の中にいる時から、
体内振動音としてお母さんの言葉を聴いています。
その音がその子の言語の母体になるのです。
つまり、言語の習得はそもそも音を正しく聴き取る、
ということから始まるものだったのです。
これを前提とすると、言語の学習には主に2つの方法があります。
一つは、毎日シャワーのように大量の英語を浴び続けることです。
おおよそ3か月で、新たな聴覚回路が形成されて
その言語を正しい発音で話す基礎が完成します。
二つめは、大きな声で音読することです。
骨伝導が引き起こされ、新しい聴覚回路を開くことができます。
正しいリズムとイントネーションでCDの音声を
真似ることができるようになると、話せるようになります。
言語の学習は頭脳的なものではなく、
生理的に・機械的に体に覚え込ませるもの
と考えたほうが上手くいきそうですね。
七田式の英語コースでは、
毎日90分のCDのかけ流しで聴く力を育てます。
また、毎週のレッスンの最後には暗唱の発表も行います。
できるだけ多くの文章をCDそのままに言えるよう練習し、
暗唱することで話す力も身につけていきます。
ぜひ、幼少期に母国語以外の言語にも触れる機会を作りましょう!
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