2022.02.04
質の良い睡眠が脳に影響する!?
本日は「睡眠の質が脳に影響する」をテーマにお話ししていきます。
睡眠不足は子どもに大敵です。
質の良い睡眠習慣を心がけましょう。
睡眠の役割をご存じですか?
大きく分けて3つあります。
「脳を発達させる」
「疲労を取り除く」
「免疫系を強化する」の3つ。
逆に睡眠不足になると・・・
・イライラする
・体調不良
・注意力の欠如
・免疫力の低下
・発育不全など、
体と脳にさまざまな影響を与えます。
特に成長期である子どもは大人よりも脳が柔らかく、
毎日驚異的な情報を吸収しているので、
睡眠は大人以上に大切です。
しかし、現代では子どもたちも、
睡眠不足に悩まされていることが多く、多動。
注意欠如、学習障害を招く要因となることもあるのです。
幼児の睡眠時間は約11時間、
小学生の睡眠時間は約10時間が
好ましいといわれています。
もし、朝6時に起こしたいのであれば、
本来は夜7時に寝かしつける習慣が必要となるわけです。
特に夜10時から2時は睡眠のゴールデンタイムといわれており、
この時間帯に熟睡していることで
成長ホルモンがしっかり分泌され、
体や脳に健やかな成長を促します。
また、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。
レム睡眠は浅い眠りで、体は休んでいますが、
脳は活発に働いており、起きていたときの記憶や経験を
整理し固定しています。
目が覚めやすくはっきりとした夢をみています。
ノンレム睡眠中には脳下垂体から
大量の成長ホルモンがでています。
その働きとは・・・
・骨を伸ばす
・筋肉を発達させる
・代謝を促進する
・免疫系を強化する
など大切なものであり、
もし睡眠時間が少ないままだと
将来に影響が出てしまうことも考えられるのです。
睡眠時間が少なくなると・・・
・脳内で記憶や経験が整理されない
↓
・脳が混乱して記憶が固定されない
↓
・脳の発達が阻害される
↓
・学業成績が振るわない
大人の場合は仕事の能率低下などの問題が出てくるのです。
では、質の良い睡眠を取るために
どのような事に気をつければ良いのでしょうか?
ひとつ目は「夜にブルーライトを見ないようにする」です。
ブルーライトとはスマホやパソコン、ゲームなどから
取り込まれている光です。
このブルーライトは目から入った明暗環境情報を狂わせ、
本来であれば脳が「夜だ。休もう。」と指令を出すはずが、
強い光により「朝だ、活動しよう。」と指示を出し、
体の活動を促すメラトニンというホルモンを放出するため、
睡眠の質を下げてしまうのです。
ふたつ目は「生活リズムを朝型にし、毎日同じ時刻に寝ることを習慣づける」です。
たとえ睡眠時間が確保できていても、
寝ている時間がずれていると、
活動しなければいけない時間に眠気が取れず、
眠らなくてはいけない時間に目が冴える
という昼夜逆転の生活になってしまいます。
他にも「良い睡眠を促すオメガ-3脂肪酸をとる」
「ぬるま湯入浴をし体と脳をリラックスさせる」
などを行うと良いでしょう。
ぜひ、質の良い睡眠習慣を意識していきましょう。
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