2022.01.28
「日本のこころ」って
本日は私立花巻東高校で全生徒700人が、
2時間もの間声ひとつ立てず聞き入ったという
熱弁の講演「日本のこころの教育」境野勝悟 著
の一部をご紹介させていただきます。
『わたくしたちが生きているのは、
太陽エネルギーのお陰である…
まだ仮説の段階ですが、わたくしたちの心臓の付近に、
太陽電池のような働きをする物質があることが研究されてきていて、
その太陽電池がわたくしたちの心臓を
コチコチと働かせているというのです。
なるほど、友人に心臓の手術をした人がいるのですが、
太陽電池のようなものが壊れてしまったそうなので、
丸くて薄い電池を胸の脇に差し込んで、
コチコチと心臓を働かせているのです。
このように考えると、わたくしたちの生命の原因は、
太陽だったのです。
なにも心臓の太陽電池の話をしなくても、
太陽がなくなれば、地球は瞬時に真っ暗闇になります。
あっという間に氷の海になり生きているものは、
みんな死んでしまいますね。
こうゆうことを驚くべきことに、
2千年も前から日本人は感覚的に気が付いていて、
そのことをなによりも大切にしていたのです。
わたくしたちの民族は、
ずーっと古代から太陽を自分の生命の元として、
大切にしてきたのですね。
実はそこから「日の本」という言葉が生まれてきたのです。
「日の本」とは「日が本」
つまり「わたくしたちの命は太陽が元だよ」
ということですね。
この「日の本」の「の」が抜けて
「日本」という国名になったんです。
いつか日本を出て海外に行くことがあるかもしれない。
すると、向こうの人はよく聞くんですよ。
「日本人って何ですか」って。
そう聞かれたら、
「わたくしたちの命の原因が太陽だと知って、
その太陽に感謝して、太陽のように丸く、明るく、
豊かに元気に生きる、これが日本人です」
とおっしゃってください。
きみもぼくも、実はみな同じ太陽の生命で生きていたのですね。
名前や顔つきや才能は違っていても、
みんな共通の太陽エネルギーで生きていたのです。
だからみんな仲良くしないといけません。
主義や思想が違ってもいい。
それぞれが持っている才能が違ってもいい。
それぞれの個人の才能を尊びあって生きる。
みんなで明るく、楽しく、
お互いの才能を認め合って、理解しあって、
この共通の太陽の生命を喜びあって仲良く生きていこう…
これが、わたくしたち日本人の生き方の原型だったのですね。
競争ばかりして、弱いものをたたいたりするのは
日本人の本来の生き方ではなかったのです。
手をつなぎあって、おたがいに太陽の光のなかに
生きているのですからね。』
とてもすばらしい内容のお話です。
ぜひ、子どもにも話してあげて欲しいです。
そして何より、子どもは親の背中をみて育ちます。
感謝の心でいきましょう。
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