2021.12.26
お子様の「今」を受け止めましょう
子育てをする日々は、あっという間です。
幼児期のように保護者様がお子様にしっかり時間をかけてあげられる時期は、
一生の中でほんのわずかです。
短い幼児期を大切に過ごしたいと思うばかりに、
その責任の重さに肩の力が入りすぎていることはないでしょうか?
「子どもを良くしたい」と思うあまりに、
その姿に一喜一憂し、悩みは尽きないものです。
子育てを「キャッチボール」と考え、お子様の今の様子を受け止め、
それに対して反応していくことが大切です。
それには、まずは「個性を受けとめましょう」
お子様の個性を受けとめるために、「花」とそれを育てる人で考えてみましょう。
どういうことかというと、花=子ども、育てる人=親と考えます。
花は、遺伝子によって色や形が決まっています。
大きさは育てる人や環境によって変わります。
花を「きれい」「好き」と思うのは、育てる人・見る人次第です。
種類により、花の育て方は変わります。
一度にたくさんの栄養を与えすぎてもうまく育つものではありません。
つまり、お子様はみな、それぞれに特性を持っているが、
保護保者様の育て方により、能力の見え方は変わるということです。
子育ては、それぞれの家庭により違っていて、
様々であることが当たり前だということです。
また、毎日少しずつ働きかけることが大切です。
何よりも、そのお子様の内に持つ、そのお子さまだけの「美しさ」に
目を向けてあげられるのは保護者様だけだからです。
たくさんの愛情を注いであげましょう。
また、子育ての中で「絶対の正解」はありません。
保護者様もお子様も十人十色。
共通項はそこに、「愛がある」ということです。
お手本となるご家庭があっても、それをすべて真似したからといって、
同じような家庭になるわけではありません。
お子様の数だけ、子育ての数もあります。
別のご家庭のことはあくまでヒントとして捉え、
ご自身ができる範囲のことを積み重ねていくことが大切です。
そのために必要なことは、
①何ごとにもプラスとマイナスがあるということを知りましょう。
子育てはプラスを活かすことを考えてください。
➁お子さまの成長は、他のお子様と比べるのではなく、
過去のその子と比較してみましょう。
必ず成長を感じることができるはずです。
③保護者様が「自分はこれでいい」と割りきることも大切です。
そうすることで、余計なストレスがなくなるものです。
子育ては本当にゴールが見えず悩むものだと思います。
子育ての仕方により、そのお子様の一生が決まると思うと、
つい力が入りがちです。
しかし、子育てとは、その子の「今」を受け止めながら、
その子ならではの、「個性」を育ててあげることです。
そんなお子様の毎日は、保護者様にとり楽しみな時間になるはずです。
是非とも我が家流の子育てを行っていただけたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。