2021.10.17
しつけの大切なポイント
今日はしつけの大切なポイントについてお話させていただきます。
しつけとは何かと考えたことはありますか?
しつけとは、保護者様が、ご自身のお子様が社会に出ても困らないように、
独り立ちできるように育てていくことです。
しつけの中心になる考え方は、「子どもの自立がうまくいくように助ける」
という考えでなくてはなりません。
これが一番大切なしつけの原則です。
そして、しつけの基本は、保護者様がお子様に十分に愛を注ぎ育てることです。
お子様はそれにより自立をうまく進めることができるからです。
保護者様がしつけに悩んだり、困惑したりするのは、
お子様への愛の伝え方を知らないからです。
しつけに失敗して、お子様が、問題行動を起こすのは、
保護者様に愛情がなかったというよりも、お子様の心情を知らないで、
愛を伝えそこなったということの方が多いです。
保護者様は伝えているつもりでも、お子様に伝わっていないことがあります。
お子様はどの子も本心には、良くなろうとする意志を持っているものです。
その一方で、保護者様に愛されることを強く願い、認められ、
ほめられることを願っています。
子育ての秘訣は、「認めて ほめて 愛して育てる」ことにあります。
保護者様は常に心に留めておくことが大切です。
子育て三種の神器というものがあります。
三種の神器とは「この事さえ守っていれば、親が子育てに失敗することはない」
という教えのことを言います。
まず一つ目が「愛」です。
この愛が最初です。
保護者様の愛がしっかりとお子様に伝わっていれば、
子育てはとてもスムーズにいき、しつけにおいて、失敗することはないという教えです。
次に「厳しさ」です。
お子様を愛して育てることは基本ですが、溺愛はいけません。
溺愛というのは、お子様の言うことを、何でも「はい、はい」と
聞いてあげる子育てのことをいいます。
これは、お子様をしっかり愛しているように見えて、実はそうではありません。
しつけには、厳しさが必要です。
いけないことはいけないと、保護者様がお子様に伝えるようにしなければいけません。
何でも許してしまうと、お子様自身が自分の気持ちをコントロールできなくなり、
わがままに育ってしまうからです。
最後は「信頼」です。
保護者様に愛され、いけないことはいけないと、自分で判断ができる子に育て、
あとは保護者様が、お子様を信頼し、育てれば、お子様は決して
間違った方向には育ちません。
では「信頼」とは、どのようなことをいうのでしょう。
来週はお子様を信頼して育てる「6つのポイント」
というお話をさせていただきたいと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。