2021.10.13
子どもの「探究心」を育みましょう!
今年のノーベル物理学賞に、
プリンストン大学の上級研究員で、
アメリカ国籍を取得している真鍋淑郎さんが
選ばれました。
真鍋氏はコンピューターのスピードが
今より100万倍ぐらい遅かった1965年に
研究を始めたと言います。
そして、「コンピューターに振り回されず、
現象を理解することが大事。
若い人には、流行っている研究に走らずに、
自分の本当の好奇心にもとづいた研究をしてほしい」
と朝日新聞記者のインタビューで語られています。
真鍋氏の研究と言葉からは、
疑問や課題を自分で発見し、
解決していく能力の重要性と、
並々ならぬ「探究心」が感じられます。
♬お子さんの探究心は親御さんのリアクション次第♪
疑問を持つクセ、課題を見つける目は、
一朝一夕では育まれません。
お子さんからの質問には、
以下①~③のように真摯な姿勢で向き合いましょう。
①お子さんが何かを尋ねてきたときは、
すぐ答えるのではなく、答えを導き出すヒントを与えましょう。
自分で考えるクセをつけるのです。
すぐに対応できないときは
「これが終わったら、話を聞くよ」
など、お子さんの疑問に向き合う姿勢を持つことが大切です。
②疑問を持ったことを褒めましょう。
褒められることで
「疑問を持つのは良いことだ」
と意識され、探究心が生まれます。
③難しい問題は、お子さんと一緒に調べ、
お子さん自信でまとめさせると、
情報を整理する力もつけられます。
調べるときのメインはお子さんです。
親御さんは、お子さんが聞いてきたときだけ、
調べ方のヒントを与える程度にしましょう。
そして、お子さんが自分で調べて答えがわかったときには、
感心し褒めてあげましょう。
疑問が出てきたときに、
スマートフォンやパソコンで調べるのではなく、
お子さんが自分なりの仮説を立て、
それが合っているのか、違っているのか、
探究することも楽しんでください。
仮説を立てるためには、
これまでに身に着けた知識を活用し、
論理的に組み立てる必要があります。
お子さんが小さなうちは、
「どうして、こうなると思う?」
など、親御さんが質問を向け、
お子さんにじっくり思考させるようにしましょう。
すぐ答えを知ることからは得られない、
生きた思考の仕方を身に着けることにつながります。
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