2021.10.10
人間関係と親子関係
今日は人間関係の大切さについてお話させていただきます。
人は、生きていく上で、様々な人に出会います。
その人たちと、上手にコミュニケーションがとることができれば、
これから生きていく上での人生の悩みがなくなると言っても過言ではありません。
物事は人間関係次第であり、良い方にも悪い方にも進むようになっています。
お子様が誕生されたとき、「周囲の人から愛される子どもに育ちますように」と
ほとんどの保護者様が願うのでないかと思います。
それは、保護者様自身が、「人間関係の大切さ」を生きてきた中で
感じ取っているからです。
私自身も自分の家庭環境や生活の中で人間関係の大切さを学んできました。
大切なことは、心のゆとりを得る事なのでなないでしょうか。
保護者様がご自身のお子様を尊重し、お子様の話や考えを受け入れることで、
良い親子関係を築くことができます。
ところが、保護者様はつい、お子様をご自身の所有物のように思ってしまい、
お子様が言うことを聞かなかったときにイライラしてしまいます。
また逆に。お子様が保護者様と会話をしたがっている時に、忙しいからといって、
相手にしないこともあるかもしれません。
しかし、いったん「そうか、今は聞いてくれないのか」とお子様を受け入れると、
心の余裕が生まれます。
すると、「何が嫌だったのかな」と原因を考えたり、
「タイミングが悪かったのかな、もう少し待ってみよう」と、
策を練ることもできます。
また、忙しいときは、「何？」とひと言、お子様の目を見て返事をしてあげるだけで、
お子様の心が十分に満たされます。
その後、「５分だけでも大丈夫かな？」と、時間を作ることで、
お子様は伝えたいことを言え、保護者様自身もご自身が決めた時間の中で、
笑顔で接することができるようになります。
皆さんの大切なお子様は、保護者様の所有物などではなく、
天からの授かりものです。
お子様の才能を見出し、社会に貢献する人材として育てる子育ては、
とても敬い仕事です。
人間として学ぶ機会に溢れた子育ての尊さを、再度ご確認して頂き、
お子様とのかけがえのない時間を楽しんで過ごしていただけたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
