2021.09.15
健やかな脳と身体をつくる“食事”の大切さ
私たちの体を作るものは、毎日口に入れる食べ物です。
よい食べ物を口にしていればよい体が作られ、
悪い食べ物を口にしていれば、体は悪くなります。
当然頭の賢さも同じです。
頭によい食べ物を摂れば、頭が賢くなり、
頭によくない食べ物を摂れば、頭の働きは鈍くなります。
アメリカの上院栄養問題特別委員会は、
この問題について4年間徹底的に研究調査した結果、
「登校拒否、家庭内暴力。信じ難いような学力の低下など、
現代っ子の心をめぐる様々な問題は、
実は子どもたちの心が間違った食事のために
狂ってしまった事が原因と結論できる。」
と報告しています。
その主な原因とは?
①砂糖の害
砂糖の摂りすぎは子どもを多動にし、
学習出来ない頭にしてしまう。
じっと机に座って勉強出来ない場合、
砂糖の摂りすぎを疑ってみましょう。
砂糖を厳禁した食事を1週間も続けると、
多動が消え、数週間も経つと前とは違う良い子になります。
飲食物にも気をつけましょう。
ジュースや炭酸飲料、スポーツドリンクには、
1日の摂取許容量を超す砂糖が入っています。
②牛乳の害
実はあまり多く知られていないのですが、虫歯が多くります。
牛乳神話のようなものが、昔から言われていますよね。
その一つに牛乳を摂るとカルシウムが増えると信じられていますが、
酪農が盛んなニュ-ジ-ランドでは、
水代わりに牛乳を飲んだ人ほど骨折、虫歯が多く、
摂取を止めると大幅に減少したそうです。
牛乳は消化酵素ラクタ-ゼの活性が低下し、
乳糖の処理が出来ずに乳糖不耐症の原因になり、
カルシウムの排泄が促進されてしまうのです。
※カルシウムはひじき・ゴマ・しらす干し・昆布やわかめなど、
海藻や野菜から摂取することが出来ます。
子どもたちの体づくり、そして脳づくりは、
家庭の食事が直結しています。
まして、大人のように自己責任において食事を制限したり、
栄養を考えたりすることはありません。
出されたものをそのまま口にしていくのが子どもです。
そして、小さなころに覚えた味覚は、
大人になるころに依存度が高くなります。
3歳ごろまでに、食事の価値観が身につくと言われます。
特に、嗜好性が強く、依存度が高い、砂糖や油には、
気をつけましょう!
そして、タンパク質、脂肪中心の食事ではなく、
野菜と炭水化物中心の食事を摂るようにしていきましょう。
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