2021.08.16
夏の暑さを乗り越える為に -自律神経についてー
年々、暑さが厳しくなり、
体調を整えるのが一番厳しい季節になりました。
しかし、子ども達は夏休みという特別な時間があり、
その為に親御さんはいつもの習慣と少し違う事をしなくては、
と考えておられるでしょう。
さあ、夏バテせずに楽しく充実した時間を過ごすためにも、
今日は自律神経のバランスを整えることの大切さを
お伝えしたいと思います。
「自律神経とは?」
実は、わたしたちの生命活動を根幹から支えているのが
この自律神経です。
ということは、この機に、自律神経の働きを整えることで、
生活全ての面で充実させることができるのではないでしょうか。
自律神経は24時間365日、休みなく私達の生命活動を支えているのです。
内臓器官のすべて、特に血流をコントロールしています。
自分で意識をしていなくても、(呼吸もそうですね)
自律神経のおかげで生命を維持しているわけです。
その重要な自律神経は、
”交感神経”と”副交感神経”で構成されています。
わかりやすく言うと、車の機能のアクセルが交感神経にあたり、
血管が収縮して血圧が上がり、高揚した状態に導きます。
一方、ブレーキにあたるのが副交感神経。
血圧も低下して、リラックス状態を導きます。
心身が健康な時は、このふたつのバランスは均等です。
崩れると、身体も心にも不調をきたします。
いちばん簡単にできる自律神経の回復方法というと、
【腹式呼吸】です。
やり方はいたって簡単です。
ゆっくりと、8秒くらいかけて長く息を吐く、
その倍の秒数を使って軽く鼻から吸う。
これを1日1回くらい(3分間)行うだけで、
副交感神経の働きが高まり、
乱れた自律神経の働きを回復させることができます。
自律神経のバランスが整うと、
細胞の隅々まで質のよいきれいな血液が
流れる様になります。
すると、全ての臓器の調子が整い、
本当の意味で”健康”といえます。
疲れを感じた時、
いらいらした時、
つらくなったとき、
食欲がない時、
眠れない時、
ただ、ゴロゴロと休むのではなく、
”からだに働きかける”ことをしてみてください。
ぜひ、この夏はいい習慣をつけて、
高いレベルでバランスをあげ、
プライベートを充実させて下さい。
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参考文献:「心穏やかに。人生100年時代を歩む知恵」
(著:小林 弘幸/齋藤 孝 プレジデント社)