2021.07.20
幸せについて考えてみよう!③
2回にわたってお伝えしてきた「幸せについて考えてみよう」という内容。
本日は最終回、どうやって子どもの感性力を育てるのか?
ということについてのお話です。
感性力を育てる、言葉にすると簡単に出来そうな気がしますが、
実際には、言葉で、理屈で教えて身につくものではありません。
むしろ大人になればなるほど、頭では理解できるけど、
心では腑に落ちていない、心が反応しない、ということがよくあります。
では、どのようにして子どもの感性力を育てていけばいいのでしょう。
それは、子どもの潜在意識の中に、人を思いやる心、人を愛しむ心、
感謝する心、そんな利他の心をたくさん入力することです。
そして、その際に有効な取り組みが、小林一茶の俳句の読み聞かせ暗唱です。
これを繰り返し、繰り返し、読み聞かせ、そして暗唱できるように
していくことで、自然と感性力を育てることができます。
どうしてなのでしょうか?
それは、2つの理由から小林一茶の俳句をお勧めしています。
1つは、「生きとし生ける全てのものに心をはせる」
そういう詩が一茶には、数多くあります。
そういう脳の見方を自然と感じさせ、
育ててあげることができるからです。
2つ目は、「子どもたちが幼児期でも心に描きやすい、
イメージしやすい言葉で表現されている。」からです。
一茶の俳句は、他の歌人の方と違って、とてもシンプルでわかりやすい、
幼児であっても絵からイメージがわきやすい詩が多いです。
2つの理由から、子どもたちの潜在意識の中へ、
イメージを添えて、利他の心を入力していくことができるのです。
小林一茶は生涯で、2000句以上詠んだ歌人です。
ぜひ、たくさんの俳句を読み聞かせしてあげましょう。
お話してきた幸せについて、
利己的なものは、幸福感が持続できず、かつ常に満たされない、
でも利他的なものは、幸福度は小さなものかも知れませんが、長く充足し、
幸福感で満たされている状態が続きます。
そのためには、感性教育が大切で、子ども達の心を育てていくことです。
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