1. 『読書感想文を書いてみましょう』②

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2021.07.09

『読書感想文を書いてみましょう』②

『読書感想文を書いてみましょう』②

前回の『読書感想文を書いてみましょう』①の中で、

読書感想文を書くためには、

まずは読書カードを作り、

本を読んだ後には記録をつけること、

親子で本の読み聞かせをし、

感想を出し合うこと、

ということについてお伝えしました。

 

本日は苦手意識の克服法についてお話ししていきます。

読書感想文が苦手な子どもが、

書くことに抵抗を感じる大きな理由としては、

⑴何を書いたらよいのかわからない

⑵どう書いたらよいのかわからない

⑶書いても楽しくない(達成感、成就感がないから)

などの原因が考えられます。

この3つの障害がクリアできたら、

子どもはみんな感想文を書くことが好きになり、

とっても上手になります。

そこで、これらの障害を乗り越える方法をお話しします。

 

⑴何を書いたらよいかわからない

読書感想文には何を書いても良いことを教えましょう。

思ったこと、感じたことをそのまま書いてよいのです。

読んだことについて、親子で気楽に話し合うが有効です。

感動したところ、面白かったとこなど、

親御さんが話し合いながら、上手に引き出してあげてください。

 

⑵どう書いたらよいかわからない

小さい子どもなら、書く相手がいると書きやすいでしょう。

慣れないうちは手紙文の形式で書かせてみましょう。

例えば・・読んだ主人公に対して語りかける

「先生あのね」と先生を相手に書かせる

お母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃんに対して

書かせるなどです。

これだと相手意識がはっきりするので、

意外にスラスラ書けるようになります。

 

⑶書いても楽しくない(達成感、成就感がないから)

達成感を持たせるには、やはり「よく書けたね」と

大人が感想を伝えてあげることが大事です。

たったひと言ほめられただけで、

子どもは自信を持ち、感想文を書くことが楽しくなり、

とても上手になることがよくあるのです。

 

感想文を書くというのは、書く前の、原稿用紙に向かう前の準備が

実はとても重要です。

読書感想文を初めて書く子どもは、どう書いたらよいか、

まったく見当もつかないのが普通です。

親御さんが大いに助けてあげてください。

ぜひ、楽しみながら取り組んでみましょう!

 

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