2021.07.08
『読書感想文を書いてみましょう』①
季節は夏、夏と言えば夏休み、
夏休みの宿題と言えば読書感想文。
本日は、読書感想文の書き方について、
七田式ではどのようにアプローチしていくのかをお話ししていきます。
良い読書感想文を書くには、それなりの積み重ねが必要です。
子どもにいきなり上手な感想文を書かせようとしても、
当然なかなかうまくいかないでしょう。
まずは、書き慣れることが必要です。
本を読んだあとは読みっぱなしにせずに、
「読書カード」を作って感想文を書かせる
習慣をつけるとよいでしょう。
読書カードには次のような内容を盛り込みましょう。
①書名
②作者名
③発行所
④読み始めの日付
⑤読み終わりの日付
⑥ページ数
⑦感想
⑧おうちの人の感想(子どもが書いたことに対する感想でも、
子どもの読書態度に対する感想でも、ほめ言葉をひと言かいてあげると、
子どものやりがいが高まります)
⑦の感想ですが、「〇〇がすごいと思った。」
と書く程度でもまずはよしとしていきましょう。
読書カードに記録を続けていくことで、
子どもの読書に対する興味が深まり、
読書の楽しさを味わえるようになっていきます。
これが、上手な読書感想文を書かせる第一歩です。
そして大切なこと、本を読む時の注意点があります。
自分で読めるのだから自分で読みなさいと、
つき放しては子どもの読解力、理解力は深まりません。
親子でかわるがわる読むなどのやり方を取り入れてみましょう。
まだ十分な読解力がないうちは、親が読み聞かせをすることが
中心になります。
1回だけではなく、何度も読むことで、新しい意味の発見があり、
感想が深まることでしょう。
そして読み終わったあと、本の内容について
「〇〇(登場人物)のことをどう思う?」
「あなただったらどうする?」
「お母さんだったら、こうするかな」
「お母さんも昔、そんなことがあったのよ」
など、気軽に話し合ってみましょう。
このような親子の話し合いを通じて、
感想とはどんなものかを子どもに分からせることができます。
本の内容について話し合いをする時のポイントは次のようなものにします。
・おもしろかったところ
・好きなところ
・いちばん感動したところ
・主人公の生き方、考え方にについて
・私だったらどうする?
・初めて知ったこと
・疑問に思ったこと
・調べたこと
まずは、親子で感想を話し合い、
書きたいことをどんどん出していきましょう。
次回は、実際に書くときの実践法についてお伝えします。
お楽しみに!
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