1. 感性を育てよう!①

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2021.01.12

感性を育てよう!①

感性を育てよう!①

新年があけ、寒さがますます増していく中、

子どもたちが朝、元気に当校している姿、

ひんやりした冷たい空気をあたためるような明るい笑顔、

一日の元気をもらえる気がします。

二十四節気で、1月5日ごろが小寒、本格的な寒さが始まり、

1月20日ごろの大寒で、寒さがピークを迎え、

ここを過ぎれば、暦上では春に近づいていきます。

厳しい寒さの冬、その中でたくさんのことを感じられる季節でもあります。

 

本日は、子育てをしていく中で、能力、学力ももちろん大切ですが、

ぜひ、身につけて欲しいこと、「感性」を育てて欲しいです。

そもそも「感性」とはどんなことでしょう。

辞書で引くと、[物事に感じる能力。感受性、感覚]とあります。

目の前にある物、起こった事、耳にした音、触れた感触、ただよう空気、香り、

それを想像力を働かせ、どう捉えるか、感じ取るか、

固定概念や先入観にとらわれず、イメージを膨らませ感じ取ることができる、

一つの視点ではなく、多角的にいろいろな側面から考えることができる、

そんな力が「感性」です。

 

では、どのようにして子どもたちの感性を磨き、育てていけば良いのでしょう。

まさに、七田式でおこなっている教育の柱こそが、

〈知性教育〉ではなく、〈感性教育〉です。

〈知性教育〉とは、ちえ、もじ、かず、計算といった

知識のみのアプローチ、左脳教育です。

〈感性教育〉とは、右脳教育、右脳の核である

【愛・協調・一体】を育て、【利他の心】を育てることにあります。

【利他の心】とは、自分のため、自分だけが良ければという我欲ではなく、

人が喜ぶことをし、人のためになることを行い、それが自分の喜びにもつながる、

そんな心です。

そして、【利他の心】を育てることで、

右脳のもつ6つの感性力が育ちます。

6つの感性力とは、

①想像力

②愛する力

③感謝する力

④尊敬する力

⑤勇気

⑥責任感

このどれもが、〈知性教育〉では育たないもの、

数値化して、目に見えるようにはできない力。

でも、とても大切な力がこの6つの感性力です。

社会が求める力、コミュニケーション能力や思考力、

これらの力を発揮するにも、この6つの感性力が

欠かせません。

だからこそ、とても大切な力です。

そして、この感性力は、子どものころからみにつけさせてあげましょう。

右脳優位な幼少期だからこそ、育てやすいものです。

 

具体的な取り組みについては、次回お伝えします。

ちなみに、毎月12日は「育児の日」だそうです。

社会全体で育児について考える、子育てしやすい環境へ向けて

取り組んでいく、そんなきっかけの日だそう。

楽しい子育てしていきましょう。

 

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