1. 「ありがとう」

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2020.11.09

「ありがとう」

「ありがとう」

人に何かしてもらったとき、

喜びや感謝をつたえるとき、

「ありがとう」という言葉を使います。

日々の生活の中で、何気なく使っている言葉ですが、

「ありがとう」とは、「有難う」と書きます。

有ることが難い、つまり滅多にない、貴重なことの意です。

ということは、「ありがとう」の反対語は?

「当たり前」です。

有ることが当然、ということですね。

生活の中で、改めて何かしてもらったとき、

お手伝いしてくれた、

代わりに何かしてくれた、

頼まれもせずに先に行っていてくれた、

そんな時には、自然と「ありがとう」という言葉を伝えます。

目に見えて分かりやすいものには、感謝をしやすいからです。

でも、考えてみましょう。

普段、「当たり前」と思っていること、本当に「当たり前」なのでしょうか。

朝、元気に起きてきてくれる

ご飯を美味しく食べてくれる

いろいろなことを一生懸命取り組んでくれる

感じたこと思ったことを話してくれる

楽しいことを一緒に笑ってくれる

手をつないだとき温もりをくれる

抱きしめたときに大きな喜びに包まれる

いまこの瞬間、生を実感できる

生きながらえている

「有難い」ことです。

 

毎日毎日、多くの「有難い」ことで、

私たちは生きながらえているのです。

ぜひ、ご家族で、子育てで、日々の生活の中で、

「当たり前」と思っていたことが「有難い」ことと捉え、

感謝を伝えていきましょう。

ひょっとしたら、照れくさい部分もあるかも知れません。

でも、伝えることで毎日がより豊かに幸福感に包まれていくと

思います。

そんな環境で育つ子どもも、自然とさまざなことに感謝し、

喜びを感じて育っていきます。

「ありがとう」は魔法の言葉。

ぜひ、「ありがとう」で溢れる子育てをしていきましょう。

 

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