2020.11.08
愛情の伝え方
保護者様は、ご自身の愛情がお子様にきちんと伝わっていると思いますか?
愛情は、気持ちを持っているだけでは、伝わりにくいものです。
今日は楽しくお子様に愛情を伝える方法を具体的にお伝えしていきます。
なぜ保護者様の愛情を伝えることが大切なのでしょうか?
それはお子様が保護者様の愛情を感じた時に「自信」が育まれるからです。
皆様は子育てで一番大切にしていることは何ですか?
私は間違いなく「愛」が一番大切だと考えています。
子育てが上手くいっている基準は、お子様自身が「親に愛されている」
という自信を持っていることです。
しかし、以心伝心といった言葉とは裏腹に、親子であっても愛情は
表現しないと伝わらないことが多いものです。
保護者様の多くに質問をすると、お子様に「愛情を伝えることはできている」
と思っておりますが、お子様に質問をすると「愛されている」
と感じていないという声を聴くことが多くあります。
「愛」とは日々声に出して伝えていくことが何より重要なのだと思います。
親の愛とはお子様にとって、太陽のキラキラとした光そのものです。
お子様は愛に包まれ育つことで、多くの能力を発揮し、
その子ならではの才能を開花するものです。
保護者様がお子様への愛を持っていても、それをどのようにしたら
上手く伝えられるのか、わからないということもあるのではないでしょうか。
お子様は誕生直後から保護者様のことを愛しているのに対し、
保護者様が子どもを愛するという感情はごく当たり前のことで、
自然に生まれてくるものと思われがちですが、必ずしもそうではありません。
保護者様のお子様への愛情は、行動で表すことで、親の側に育まれていくものです。
きちんと保護者様の愛情が伝っているお子様は、穏やかで素直、吸収力も高く、
育てやすいお子様に成長します。
何より、保護者様に愛されているという自信があるので、
存在感のあるお子様に育つのです。
一方、お子様に愛情が伝わっていないと、どうなるのでしょうか。
親から愛されていないと感じ、自分の存在に自信が持てず、消極的になります。
あるいは、存在を認めてほしいがために乱暴な行動をとることもあります。
もしも、我が子の行動に問題を感じているときは、保護者様の
愛情の伝え方について再度見直すことをおすすめします。
七田式で皆様に伝えている「皮膚は愛情の座」とは、以下の2つです。
①スキンシップ
➁言葉かけ
効果的なのは「8秒間の抱きしめ」です。
抱きしめる時間が長すぎても短すぎてもいけません。
8秒の長さが適切です。
きょうだいがいる場合は、他のお子様が見ていない場所で
お子様を強く抱きしめてあげましょう。
「優しく」では愛情が十分に届きません。
ギュッとしっかり抱きしめることが効果的です。
その時に言葉も添えましょう。
「ママはあなたのことが大好きよ。ママのところに生まれてくれてありがとう」など、
愛情を伝える言葉をささやきましょう。
8秒間の間に、心を込めて気持ちを伝えましょう。
簡単なことですが、継続して続けることが大切です。
本来は生まれてくれたことが何より大切なこと。
何ができる、できないのではありません。
お子様が大切な存在なのです。
愛を持って子育てをしていただけたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。