2020.04.27
右脳的英語学習のススメ
人間の大脳は、右と左とに分かれています。
0歳~6歳くらいまでの幼児期は、右脳が活発に働いています。
この右脳が優位に働いているこの幼児期にこそ、
《右脳的語学学習法》を取り入れて、
効果的に楽しみながら英語を習得していきましょう。
《右脳的語学学習》とはいったいどのような学習法を指すのでしょうか?
それを紐解くには、まず対照的な左脳的語学学習法について考えてみましょう。
例えば今学校でやっているような、まず一生懸命単語を記憶して、
文法的にも理解して、一つずつステップアップしていくという、
理解と記憶を大切にして文法的に学んでいく勉強法は左脳型の学習法です。
入った情報を、記憶を元に自分の意識で言葉を組み立てて話そうとします。
聞いたことは、分解して日本語に直して理解します。
つまり、インプットした英語を一度、日本語に訳してから出力する
という左脳対応の勉強法です。
こちらのやり方ではなかなか出力に繋がらないのが現状です。
これに対して右脳型のやり方はというと、
「理解しよう」「記憶しよう」とせずに、
リラックスした状態で楽しみながら大量にインプットする
という対照的なやり方です。
右脳では、こうして大量に入った情報を、無意識に処理していきます。
放っておいても、脳が勝手に文法的に処理して、
話せる能力になっていくのです。
ちょっと信じられないかもしれませんが、
幼児が言葉をどのように習得していくのかその過程を考えれば、
ある程度想像していただけるかもしれません。
つまり大切なのは入力の仕方なのです。入力の仕方が出力につながるのです。
ではどのようにすれば効率よく右脳にインプットできるのでしょうか?
まず基本は単語です。この単語を、大量にインプットします。
一週間に1000語くらいを目標に活字と音声の両方を
カードとCDを利用し同時に入力していきます。
1日に10語ずつ覚えるという形では、右脳には入らないのです。
目で見た活字というのは普通では左脳に入ってしまいます。
ところが活字と音声を大量高速に聞きながら見ると、
全部そのスピードで右脳に入っていくのです。
こうして言葉が覚えられたら、
今度はやさしいストーリーをそのまま覚えるようにします。
つまり大切なのは音声で入れていくことです。
右脳にとって難しい言語というのはありません。
皆さんもゴールデンタイムと言われる右脳が優位である幼児期に、
効率的な英語学習を取り入れてみてくださいね。