2019.03.13
算数は好きですか?
今日は算数についてお伝えさせていただきます。
皆さんは算数・数学は好きですか?
それとも嫌いですか?
日本人は、数学嫌いが多いと言われています。
それはいつごろから始まると思いますか。
ベネッセ教育総合研究所の「小学生の計算力の実態と算数に対する意識」調査の結果、
算数が好きの割合は、1年生が82.5%で最も高く、4年生は72.2%と大幅に減少し、
5、6年生になると、なだらかな減少します。
「好き」から「嫌い」へとなっていくのです。
小学校の学年が上がるにつれて、嫌いや苦手意識が高まってくる教科だからこそ、
できるようになれば、苦手意識はなくなり、得意になるのです。
得意になってくれることほど、うれしいことはないですよね。
算数のような数の世界は、小学校や中学・高校の勉強だけでなく、
私たちの日常の生活に切っても切り離せない存在なのです。
日常生活はさまざまな出来事や物を、数で管理しています。
数で管理することで、生活がスムーズになるからなのです。
ですから、保護者様も数に対し苦手意識を持たず、お子様が「算数好き」になるよう、
幼少期から数の力を育てていく働きかけをしていただけたらと思います。
そのために、ご家庭で行っていただきたいのは、右脳的な取り組みと
左脳的な取り組みがありますが、その両方を取り組んでいただけたらと思います。
右脳的な取り組み方とは、皆様もよくご存じの「ドッツ」の働きかけになります。
0歳の赤ちゃんからぜひ、取り組んでいただきたいものとなります。
右脳には高度な計算力が備わっており、複雑な計算式でも
簡単に答えを導き出すことが可能なのです。
この能力をきちんと引きだすために、教室では「ドッツカード」を見せています。
ドッツカードを見ることで、数に対するセンスを育てることができるのです。
次に左脳の働きかけの大切さをお伝えします。
数のセンスを育てるうえで、左脳の働きかけはとても大切です。
何よりお子様の成長段階に応じて、段階を踏んで取り入れていくもので、
生まれてから一つずつ知識として取り組む、算数や数学の能力です。
ではどのような取り組み方が必要なのか、お伝えします。
おはじきや百玉そろばんを使用し、数を教えていくこと。
また、数字と実際のものが同じであることを理解させていくこと、2と2で4
という数の合成遊びや5は1と4で5などといった、数の分解などが大切な取り組みです。
どうしても算数をお子様に教えていこうとすると、プリントに集中してしまいがちですが、
日常生活の中に、「数の環境」を整えたり、「イチゴを3こずつ分けてね。」
また、お子様とお散歩をしながら、「タンポポが3本咲いているね」など
日常生活の中で語りかけることが何より大切なのです。
右脳と左脳の働きかけをバランスよく、取り入れることが何より大切なのです。
ドッツカードに取り組みながら、同時に日常生活の中で数について語りかけていくこと、
入力をすることで、必ず左脳の出力に繋がります。
何事もバランスよく取り組み、算数好きのお子様に育てて頂けたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。