1. 言葉の育て方 つづき

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2019.03.04

言葉の育て方 つづき

言葉の育て方 つづき

 

今日は昨日からの引き続き、言葉を育てる6つのポイントの

3についてお話させて頂きたいと思います。

先日のブログでは1、手先への働きかけ」と「2、言葉かけ」について、

お伝えさせて頂きました。

お子様は保護者様の言葉かけこそが、最大の心地よい刺激となります。

保護者様の肉声をお子様の耳に、繰り返し聞かせていくことが大切なのです。

それでは今日は、保護者様の言葉かけについての有効なお話をさせて頂きたいと思います。

お子様に言葉をかける際に、大切にしていただきたいことがあります。

それは保護者様の優しい言葉に愛情を添え、豊かに多くの言葉をかけてあげることです。

言葉かけを通して、保護者様との「心と感性」がお子様の心に伝わる、

ということをご理解いただけたらと思います。

そのためにもまずは、ポイントの3、絵カード」の有効活用をお願いしたいと思います。

お子さまに対して「一つの言葉を繰り返し教える」ということが大切なのです。

日常生活の流れを聞かせることはとても大切なことですが、それだけでは、

なかなか言葉は覚えることはできないのです。

言葉というものは、一つひとつの単語を習得していくことで身に付き、

語彙数が増えていくと思考力が高まるのです。

生まれたばかりのお子様にも、できる限り同じことを習慣化して話すようにします。

レッスンでは「教室めぐり」などという方法を用いています。

お子様を抱っこしていただいて、教室にある身の回りにあるものを指さしながら、

その名前を毎日同じ順序で、一つひとつ指差しながらお子様に教えていきます。

昨日と今日の順番が違ってはいけません。

ゆっくりとした発音で、ご家庭内でもお部屋めぐりを行い、

朝・昼・晩の3回同じことを繰り返し伝えます。

このようにお子様に伝える情報を倍増することで、大いに知的に発達するのです。

また、お子様には「~はどこ?」「~は誰?」と聞いて、

お子様がそれを見たり、正しく選べる単語を増やしていくことが大切です。

そのためにも絵本を用いたり、絵カードを使用したりして、繰り返し繰り返し、

一つひとつの言葉を言って聞かせることを行いましょう。

その後、機会を見て、「~はどれ?」と質問し、

理解しているかどうかをチェツクしてみましょう。

このようにして毎月お子様が、理解していくことが増えていくことが

分かるようになるのです。

大切なことは、保護者様の心を込めた繰り返しの言葉かけが、

お子様の言葉の理解を増やしていくのだということをご理解いただけたらと思います。

ここで一つ注意点があります。

お子様が知的に発達していくには、その内容にいくつかの段階があります。

それは「幼児の知的発達の順序」なのです。

幼児の知的発達の順序を知り、適切な言葉かけの中で、適切な刺激と環境が

与えられると、お子様はさらに大きな成長の発達をとげることができるのです。

この「知的発達の順序」はとても大切です。

教室内で講師にお尋ねいただけたらと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。