2019.02.27
食事の大切さ
日々のお食事は、どうしていますか?
今の時代はファストフードやコンビニエンスストアで、
手間暇かけずに簡単に食事を摂ることができます。
しかし、脳は日常の食べるものによって、
その働きに大きな違いが出てくるのです。
今日は日々の食事についての大切さをお伝えさせていただきたいと思います。
食事面において大切にしていただきたいのは「時期」です。
特に「胎児期・乳児期」がとても大切なのです。
なぜかというと、私たちの脳や体は、日々の食事から養われているからです。
人間の体に悪いものは、脳にも悪い影響を及ぼします。
なので、脳によいものを摂取する食生活を心がけて頂きたいと思います。
まず。気を付けて頂きたいのは、妊娠中のお母さまのお食事です。
赤ちゃんがお腹の中にいるときの栄養や、
母乳による栄養はお母さまが食べたものから作り出されます。
そして、それがお子様の脳の発達や、質の良し悪しに大きな影響を与えるのです。
また、乳幼児期は消化器官が未完成なため、この時期に正しい食事を摂っていれば、
健康を保つことができるだけでなく、必要な栄養素を吸収し、
不必要なものは取り込まないきちんとした照会が完成します。
では、そのためにどんなものが必要なのか、能力の向上のために毎日のお食事の中で、
一番気をつけて頂きたいのが、「油」です。
なぜならば、脳は約60%が脂質でできているため、どのような油を摂取するかで、
その働きが大きく変わるのです。
魚やエゴマなどに多く含まれる油「オメガ3」は、神経伝達物質の回路をスムーズにし、
「頭のいい」状態にします。
しかし、肉や乳製品に多く含まれている油は、先ほどとは逆に脳の伝達を阻害し、
物忘れを激しくします。
そして、物事を考えることが苦手な脳にしてしまうのです。
子育てをする中で、保護者様に知っていただきたいことは
「お子様の頭を良くする3か条」です。
この3つのことに気をつけていただきながら、
栄養バランスの良い食事を心がけて頂きたいと思います。
1、活性酸素から守る。
脳は活動するときに、大量のエネルギーを消費しますが、
この時に「活性酸素」という、病気や老化の原因になる物質が発生します。
脳の油は、この活性酸素のダメージを受けやすいので、その害から守ってくれる、
抗酸化作用を多く摂取するように心がけましょう。
2、神経伝達をスムーズにする。
脳が賢い働きをするためには、神経伝達物質がスムーズに
受け渡しされなくてはなりません。
そのためにかかせないものが、良質のたんぱく質や
ビタミンB群・C群、マグネシウムなのです。
3、血流を良くする。
血流がスムーズになると、脳内にブドウ糖や酸素がしっかり供給され、
思考力や判断力が向上していきます。
血流や酸素の流入を助ける「オメガ3」を多く摂取するよう心がけましょう。
今は簡単にコンビニエンスストアなどで食べ物が入手できますが、
やはりお子様の脳力や身体のことを考えるのであれば
家庭での手作りのお食事が大切です。
旬の食材を利用し、お子様の身体に良いことを始めて頂けたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。