1. 焦らず・比べず!!

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2019.02.24

焦らず・比べず!!

焦らず・比べず!!

 

 

私たち人間の脳は、0歳~3歳の間に飛躍的に発達します。

 

 

生まれたばかりの赤ちゃんの脳の重さは300~400g、

 

3歳で1260g、成人で1450gと変化していきます。

 

 

この数値からもみていただけるように、

 

誕生後の3年間に急速な勢いで増加していることが分かります。

 

 

しかし、この数値はただの重量が増すということだけではなく、

 

脳の機能も発達していることを表しています。

 

 

「視覚・味覚・聴覚・嗅覚・触覚」といった、

 

脳の五感に関わる部分は生後3か月頃をピークに発達するといわれています。

 

 

特に生後3か月は、視覚・聴覚をつかさどる感覚情報を処理する脳の部位が発達する、

 

大切な時期なのです。

 

 

また、記憶・思考・意志コントロール・コミュニケーション能力などの

 

「人間らしい行動・思考」をつかさどる部分は3歳までに急速に発達し、

 

その後12歳までゆるやかに成長を続けていきます。

 

 

なので、この脳の「黄金期」の時期に豊かな刺激を与えることがとても大切となるのです。

 

 

だからと言って「知識だけを詰め込むことが必要なのか」というと、そうではありません。

 

 

七田式教育が大切にしているのは、「子どもの心に添った働きかけであること」です。

 

 

いくら幼児期が黄金期だからといって、

 

保護者様の気持ちだけで知的な働きかけをすることは

 

七田式の考えていることではありません。

 

 

小さなお子様に接するときには次のことが必要になってきます。

 

 

 

1、焦らずにその子のペースに合わせていく

 

2、お子様の心を感じること

 

3、お子様を喜ばせること

 

4、お子様の精神性の高さを感じること

 

 

 

これら4つのことを意識し子育てをしていただきたいと考えています。

 

 

なぜならば、お子様が大きくなっても上記のことが大切だからです。

 

 

お子様が本来持っている力を発揮するには、心から喜び、楽しみ、

 

心地よく感じていくことが何より重要なのです。

 

 

お子様の心が動いていなければ、どんなに刺激を与えても吸収されることはないのです。

 

 

では、お子様が楽しんだり、喜んだりすることとは何だと思いますか?

 

 

もちろんお子様自身が興味を持っているということが大切です。

 

 

しかしそれ以上に保護者様からの愛情を感じ、

 

保護者様との一体感を感じながらリラックスしているときが大切なのです。

 

 

また、3歳までに飛躍的に発達すると書きましたが、

 

では3歳過ぎるといけないのでしょうか?

 

 

そんなことはありません。

 

 

3歳までの記事は効率よくお子様の能力や性質を育てられる黄金期でもありますが、

 

その後も、お子様の脳は発達し続けるのです。

 

 

3歳までの時期に比べると、多少の時間はかかりますが、

 

時期に合わせた働きかけをすることで、お子様の能力を伸ばすことができるのです。

 

 

言葉の理解が高まると同時に、社会に触れ始めている年齢の子どもたちだからこそ、

 

保護者様の言葉や考えが通じやすいということもあるでしょう。

 

 

あきらめることなく、知った時からスタートすればよいのです。

 

 

そして、何より大切なことは目の前に存在するお子様が100点だということ。

 

 

七田式教育での大前提でもある「お子様に愛情を伝えること」「お子様の心に寄り添うこと」

 

この基本をきちんと守り、焦らず比べず今を大切にし、

 

お子様と共に歩んでいただけたらと思います。

 

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。