1. 反抗期との向き合い方

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2019.02.19

反抗期との向き合い方

反抗期との向き合い方

 

今日は反抗期についてお伝えしたいと思います。

「反抗期」と耳にすると大抵の方はあまり良い印象を受けないと思います。

しかし、反抗期とはお子様の自我が芽生え、個性が育つ時期なのです。

そんなときの保護者様の対応としては、どっしりと構え、

お子様の意見を聞きながら、成長する姿をきちんと受け止めていくことが

何より大切なのです。

ではどのようにして受け止めていくのか、お話ししたいと思います。

反抗期は、大人になるまでに2~3回訪れるといいます。

1回目は2歳~5歳の幼児期、2回目は小学校低学年、

3回目は中学生頃の思春期と言われています。

どの年代の反抗期も共通して考えられることは

「自分なりに、やってみたい」という欲求の表れからおこるものなのです。

幼児期に起こる反抗期は、大人の言うことに関して、

なんでも「イヤ・イヤ」と反発することが多いため、

「イヤイヤ期」とも言われています。

何でもイヤ・イヤと言われては親としては困ってしまいますよね。

しかし、このような反応ができるということは、

お子様が順調に成長しているという証拠なのです。

反抗期前までは全てのことを保護者様にしてもらい、

「これをやりたい」と自分の意志を言ったり、

行動に移すことができませんでした。

しかし、年齢が大きくなるにつれ、言葉を覚え始め、

自分で行動できるようになってくると、自我が芽生え、

「自分の思うとおりにしてみたい」という欲求が出てくるのです。

これは自然なことで、成長過程で誰もが通る道なのです。

ですので、悩む必要などありません。

逆に反抗期はお子様自身の自立に向けた

成長の第一歩なんだと考えて頂きたいと思います。

お子様が反抗期(イヤイヤ期)を迎えたときは、

「今はこういう時期なんだ」と理解し、

お子様をきちんと受け止め見守ることが大切なのです。

保護者様の心の余裕が、反抗期のお子様を育てるポイントとなります。

なぜならば反抗期のお子様は、保護者様からの提案に対しなんでも

「やだ」という態度をします。

それも繰り返し、繰り返し、そうすると保護者様も心に余裕がなくなり、

ついつい腹を立ててしまうのです。

腹を立てずに余裕をもって、接することが大切です。

また、イヤイヤ期のお子様には、お子様自身が選択できるような

質問をするのもよいと思います。

おやつを食べるときなども、「今日のおやつはバナナだよ」というのではなく

「今日のおやつはいちごがいいかな?それともバナナがいいかな?」

などとお子様に選択をさせることをおすすめします。

お子様は自分の意見を保護者様に、

聞いてもらえたという満足感を得ることができるからです。

反抗期に対して、何でも「いけない」というのではなく、

お子様自身がきちんと納得できるようにすることも大切です。

ダメなときはなぜいけないのか、理由をきちんと説明することも大切です。

お子様自身が理由がわかることで、納得できるからです。

また、お子様が反抗するときは「かまってほしい」というサインでもあります。

コミュニケーション不足になっていないか、

または兄弟がいる場合は上の子をないがしろにしていないか、

など一度振り返ることも大切です。

お子様の心が満たされることで落ち着くときもあります。

お子さまとのスキンシップを上手にとりながら、

子育てをしていただけたらと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。