2019.02.17
楽しく多言語習得しましょう!!
外国語を学ぶと考えたときに、ご家庭ではどのような環境を作られていますか?
これからのお子様たちが進む社会は、グローバル化になっています。
となると、ますます必要となる多言語の学習に家庭で取り組む必要があるのです。
多言語を学ぶと考えると難しく思いますが、実はとても簡単であり、
お子様にとっては決して難しいことではないのです。
何よりも大切な「環境」の作り方をお伝えしたいと思います。
幼少期から多言語を耳にして成長すると、言語が混乱し、
母国語が難しくなるのではないかと懸念されてしまいますが、
その心配はありません。
赤ちゃんのころから多言語に接すると、一つの言語で話す人よりも、
言語能力がはるかに柔軟に育つのです。
そもそも日本は島国であるため、他の国の方々と接することが少ないため、
私たちが毎日生活で使う言語は日本語だけになっています。
しかし、そのような国はむしろ珍しく、世界に目を向けていくと
国民が2~3か国語を話す国は多数あるのです。
例えば、スイスはドイツ・イタリア・フランスなどと接しており公用語も複数あります。
英語は公用語ではないのですが、日本でも2020年からは英語を必修科目
とすることになっています。
本来、人間の頭には複数の言語を使いこなす能力が備わっているのですが、
日本のように、外国語を話さなくても生活できてしまう国では
多言語を獲得しようという気持ちにならないことも現実です。
その結果、多言語の獲得ができないまま、成長してしまうのです。
幼児期は皆様もご存知の通り右脳が働く時期なので、
母国語と同じように多言語も楽に習得できてしまうのです。
大切なのはお子様の脳に「英語を話すことは当たりまえ」という環境を
作ってあげることで、少しずつ英語が身についてくるのです。
ではどのように行うことが効果的なのでしょうか。
七田式では毎日の「かけ流し」をおすすめしています。
私たちは毎日自然と日本語のシャワーを耳から浴びています。
そうすることで、自然と日本語を覚え身に着けていきます。
多言語の習得も同様に行うだけでよいのです。
保護者様が毎日、お子様に対して正しい発音で英語を言って聞かせることは困難なので、
会話や歌のCDを毎日かけ流すことが効果的となります。
お子様が家の中で遊んでいる時や、車の中での移動中など、集中して聞くのではなく
「かけ流す」これがポイントです。
ある一定の年齢に達すると、頭の中に音の壁ができてしまうので、
音が耳に入りにくくなってしまうのです。
幼児期に必要なかけ流しは、日常生活で使えるフレーズを多く聞かせることを
取り組みに入れて頂きたいと思います。
入力を多くすることで、お子様は自然と覚えたフレーズを声に出していきます。
実際に英語を使えるようにするには「声に出す」ということが大切です。
お子様が発した発音や文法が多少間違えていても、指摘することはやめましょう。
お子様は褒められることで、もっとたくさん言えるようになりたいと考えます。
これからのお子様には多言語の習得は大切です。
ぜひご家庭で取り組んでみてはいかがでしょうか。
わからないときは教室のスタッフにご相談ください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。