2019.02.10
しつけの第一歩
子育ての基本として大切なことは何ですか?と質問されたら皆様はどのように答えますか。
子育ての第一歩として「しつけること」が重要となります。
しつけるとは、周囲の人に溶け込み、協調性を持ってやっていける能力を育てることです。
また、しつけとは言い換えると周りとの約束事がわかるようにお子様を育てることです。
3歳になり理屈がわかるようになってからしつけを始めるのはすでに遅いともいえるでしょう。
しつけは生まれたときから始めることが大切なのです。
お子様は3歳までにどのように育てられたかで、その人の性格やものの考え方、人生に対する態度などが決まってしまうのです。
しつけにおいて大切なことは「自分をコントロールする力を育てること」です。
ルールがわかり、自分の感情をコントロールし、衝動に従わず理性的に振る舞えることが何より大切です。
しつけの第一歩として必要なことは、人生の決まり事を生まれた時から教えていくことが大切です。
生まれたてのお子様に保護者様が十分なスキンシップを与えることが基本となります。
お子様をしっかり抱きしめ愛撫してあげ、愛情のたっぷりこもった言葉をかけてあげましょう。
そうすることでお子様は自然と保護者様に心を開くのです。
スキンシップが少ないとお子様は心を開きにくくなってしまうのです。
また、周囲の人とのコミュニケーションもとりにくくなってしまうのです。
お子様へのコミュニケーションの取り方はとても簡単なのです。
保護者様の頬とお子様の頬をつけるだけです。
するとお子様は自然と自分から同じような行動をとるようになるのです。
お子様は保護者様を真似ることから始めるものです。真似ることが学びの始まりともいえるのです。
ですので、保護者様は常に一貫性を持ちお子様に接することが何より大切となるのです。
保護者様の一貫性がお子様にとりルールを覚えるきっかけともなるのです。
お子様には規則正しく接することで決まりがわかり、記憶力の良い子、賢い子、我慢のできる子に育ちます。
お子様が生まれてから4か月たつころからは待つことも教えていきましょう。
お子様を抱く前に声をかけ、少しの間を置くことがコツとなります。
このわずかな間が我慢を覚えさせるコツとなるのです。
小さな待つことを覚えさせることがポイントです。
望めばすぐに応じるというのではいけないのです。
生まれたばかりのお子様にもきちんと語りかけ育てましょう。
語りかけて育てることで、理解力の高いお子様に成長するのです。
小言を言うよりも常にほめて育てることが大切なのです。
前回もお伝えしましたが、命令形でお子様に伝えるのではなく常に依頼形で伝えましょう。
ポイントは「ね」でしたね。
ねをつけられることで、お子様は保護者様に認められていると自尊心を感じ、自分の存在に自信を持ったお子様に育つのです。
自尊心があり自分に自信のあるお子様は常に堂々としていて存在感があるのです。
保護者様からの愛をたくさん得ているお子様は周囲の人にも優しい気持ちを示すことができ、思いやりのあるお子様へと成長していくのです。
保護者様の一貫性がお子様にとり何より重要です。
家族間で再度しつけについて話し合われるとよいのではないかと思います。