2019.02.06
どのような子育てが大切でしょうか??
今日はお子様への教育の目的を考えてみましょう。
教育の目的は、より良い世界を作ることです。
ところが、今の子どもたちはどうでしょう。
自分の感情や衝動をコントロールできず、人のことを思いやることができない子どもたちが増えてしまっています。
なぜこのようなお子様が増えてしまったのでしょうか。
それはお子様の心を育てることが大切と称して、間違った心の子育てをしているところに問題があるのです。
そのためにもまずは、ルールのわかる子育てをしていきましょう。
世の中は人と人とのつながりで成り立っています。
そのことを無視して自分一人、生きたいように生きるという考え方が広がっていくことに危惧を覚えます。
幼児期に大切なことは、いけないことはいけないと教え、人を傷つけず、優しい心を育てることです。
そこでお子様に3つのルールを伝えていきましょう。
1、人を傷つけてはいけません。
2、人に迷惑をかけてはいけません。
3、自分の行動に責任を持ちましょう。
と、七田眞校長先生はおっしゃっていました。
お子様の自由を尊重することは大切です。
しかし、お子様のしたいようにさせるというのではいけないのです。
自由には責任が伴うものです。
お子様のしたいようにさせるという子育てでは、自分のしたことに責任を持たない子どもに育ってしまうのです。
何かをしようと考えたときに、それが良いことか悪いことかということには判断が必要です。
判断を行動に移すのは自分の意志です。
自分の良心に従って判断し、意志がどうすべきかを決めるのです。
子育てには「愛」と「厳しさ」の両輪が必要です。
いけないことはいけないと、教える厳しさを欠いている子育ては、意志の弱い、自分をコントロールできない人間に育ててしまいます。
良心の指示に従って感情や欲望を支配できる、強い意志を持った子どもを育てることが大切です。
子育ての基本は、あなたは世界で一人しかいない貴重な存在であるとお子様に教え、お子様を尊び、ほめて育てていくことです。
そうすることで、存在感のあるお子様に育つのです。
保護者に認められ、ほめられ、愛情を豊かに与えられて育ったお子様は、自分の存在に自信を持ち、思いやりのあるお子様に育ちます。
自分の存在に自信があるので、きちんと自分の言いたいことが言え、人への優しい思いを育てることができるのです。
お子様一人ひとりを大切にし、「夢」や「志」を育てることが大切です。
すべてのお子様が人にはない、その子だけのものを持っている、素敵なものを引き出してあげましょう。
人間は本来100%使える大きな能力を持っているのに、それを使えないでいます。
人間の本当の能力について学び知れば、人はその能力を使いこなせるようになるでしょう。
目先の成長にとらわれる子育てをするのではなく、お子様の大きな夢や志を持って子育てを行っていただけたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。