2019.01.28
英語の絵本の効果的な取り組み法
お子さんに英語を習得させたいとお考えの方は、
たくさんいらっしゃると思います。
そのために、家でCDを聞かせるなど、
さまざまな取り組みをされていらっしゃるのではないでしょうか。
その取り組みとして、英語の絵本読みを取り入れていらっしゃいますか❓
今日は、英語の絵本の効果的な取り組み方法に関してお話します。
英語絵本の取り組みは、CDの活用と保護者の方の肉声の両方で行います。
その延長線上に、お子さんが自ら英語を使っての
「暗唱」→「音読」→「視写」→「暗写」という英語力を定着するのに不可欠な、
4つのステップがあります。
とても大切な取り組みだからこそ絵本読みのルールを確認しましょう。
【してはいけない5つのルール】
①文字を指さし、読ませるように意識をさせてはいけない。
文字に意識がいってしまい内容が入ってきません。
文字ではなく、絵を指さし、絵から内容をイメージさせましょう。
②親の後に復唱させてはいけない。
暗唱の練習をする際、復唱で覚えたものは短期記憶になってしまいます。
自ら言うようになるまで、とにかく入力を続けましょう。
③発音や言い間違えを指摘してはいけない。
指摘されると、言うのが嫌になってしまうことがあります。
間違えに自分で気づくことも大切ですので、矯正せずに気づくのを待ちましょう。
④完璧にできるまで繰り返しさせてはいけない。
英語の暗唱発表は毎週ありますので、5~6割程度の完成度で十分です。
1週目より2週目、2週目より3週目と上達していきます。
完璧にできなくても、少しでもいえた事に対して褒めてあげましょう。
⑤CDだけ、親の肉声だけでの入力はいけない。
お父様、お母様の声は、「一番心に響く音」です。
正しい音はCDからしっかり入力されています。
親子で絵本の取り組みを通してお子様の心を育てると共に、
「暗唱」の姿勢も同時に育てることができます。
『英語が苦手』という方もいつの間にか上手に発音できるようになりますので、
自信をもってたくさん絵本を読んであげましょう。
以上、「してはいけない5つのルール」を、無意識にしてしまっている
保護者様も多いかと思いますが、絵本読みをする際にとても大切なルールだからこそ、
今日からぜひ実践してみて下さい。
入力が十分にされていると、出力が始まった時、読み方を教えていないのに
単語や文章をスイスイ読み始めます。
実際に幼児期に、毎月課題の絵本プラス、他の絵本も取り組んでくださっていたお子さんが
英検の問題を初めて解いた時、文法も何も教えていないのに
自分で文章を読み問題に答えていました。
この姿に、お母様も驚いていらっしゃいました。
絵本を「音読」し始めたら次のステップ「視写」へ進みましょう。
「視写」のポイントとして、最初から4線に書くのは難しいと思いますので、
保護者様が蛍光ペンで書いた上をお子様がなぞるところからスタートしましょう。
書いている文を言いながら書くことによってスムーズに
次の「暗写」へ繋げる事ができます。
アウトプットの4つのステップが英語力を定着するために大切な取り組みですが、
「入力無くして出力はありません」ので、まずはCDと保護者様の肉声の両方での
英語絵本の入力を毎日行ってみましょう。
七田式教育 朝霞教室