2019.01.24
将来につながる確かな力を育むために
先日、卒業生のお母さまにお会いする機会がありました。
現在、大学生となったKくんは、希望の学校で好きなことに打ち込み、
充実した毎日を過ごしているとのことです。
Kくんは、教室に在籍していた当時、イメージ力が豊富なお子さんで、
頭に浮かんだ様々なものを、素敵な絵に描き表したり、表現力豊かな作文を書いて
コンクールなどで入賞していました。
また、お母さまが具合の悪いときは、
「お母さんの身体の中の悪いところを僕が治してあげるよ。」と言って
お母さまのお腹をさすってあげたりなど、心優しいお子さんでもありました。
お母さまに、教室を卒業されてからのことをお聞きしたところ、
心の優しさは小さいころのまま、思いやり深い青年に成長されたとのこと。
また、興味のあることはとことん追及する探究心が旺盛とのことで、
将来がますます楽しみになりました。
お母さまに七田式に通っていただいて、何を成果として感じていただけていますかと、
お聞きしてみました。
以下はお母さまのご回答です。
1 記憶力が良いこと。
2 人の話をよく聞いてくれて、理解が早いこと。
3 読書好きなこと。
4 思いやりがあること。
5 勉強することを嫌がらないこと。
すばらしいですね
しかし、このような成果を得られたのは、教室だけではなく、
お母様もKくんと良い関係を築いてこられたからだと思います。
私たちが、育児中のお母様達におすすめしているお子さんとの取り組みの一つに、
絵本読みがあります。
幼い頃から絵本に親しんでいると、語彙数はもちろん、
表現力や読解力を身につけることができます。
また、なによりも、絵本を読んでくれる保護者の方の愛情が伝わるので、
信頼関係も築くことができます。
そして、絵本読みが習慣になると、本を読むスピードも速くなり、
豊かな表現力をもつお子さんに育っていきます。
幼い頃から絵本読みに積極的に取り組んでいると、
行間を感覚的に感じ取ることができるといわれています。
つまり、文字に表れていない著者の考えや思いを受け取り、
イメージをふくらませることができるのです。
本を読んで、心に響く、魂に響く、ずっと心に残っているというのは、
長年にわたり、絵本や本に親しんでいた賜物なのです。
絵本読みは、幼少期にすることに特に価値があります。
今の時期を大切に、毎日少ない時間でも、
子どもと一緒に絵本読みの時間をつくってください。
お子さんの将来につながる確かな力を育んであげるために、
ご家庭で積極的にお子さんと関わってくださいね。
七田式教育 熊谷教室