2019.01.21
お子様の意志力を育てましょう!!
今日はお子様に身につけて頂きたい「意志力」についてお伝えしていきたいと思います。
そもそも「意志力」とは自分をコントロールすることができて初めて育っていくものです。
なので、ご家庭では、お子様のしたいようにさていては「意志力」は育ちません。
そのためにはお子様が間違えたことをしたときに正しくしつけることがポイントです。
上手にしかることで、お子様は自分で判断して、自分自身をコントロールする力、
すなわち「意志力」を身につけることができるのです。
なぜ「意志力」が大切なのでしょうか?
意志力とは自分の欲求や感情に打ち克つことができる力であり、
『志を意のままにする力』です。
また、自己中心的な考えをコントロールすることで、
他者を思いやる優しい心としても現れます。
「自分に厳しく、人に優しく」できるパワーの根源は、この「意志力」なのです。
意志力は幼少期にご家庭にてきちんとしつけることで、身につくものです。
意志力が強いお子様は
☆どんなに辛い困難にも耐えて努力することができ、自分の個性を伸ばすことができます。
☆自分の欲求を抑えることができ、他者を思いやることができます。
意志力が弱いお子様は
★目の前の困難に耐えて努力することができず、自分の力を発揮することができない。
★欲望が際限なく広がり、常に欲求不満の状態のため、他者を思いやることができず、
自己主張ばかりが強く、自分の思い通りにならないと爆発してしまう。
このように「意志力」を育てることが大切だということをご理解いただけたと思います。
また、子育てをしていく中でお子様は時にいじわるをしたり
嘘をついたりすることもあります。
ご家庭では「いけないことはいけないと、きちんと理解させる」ということが大切です。
今後はそうしないように「自分の心をコントロールできるように導く」
ということがしつけのポイントとなります。
お子様をしつけるためには、時には厳しくしつけることが必要な場合もありますが、
感情的に怒鳴りつけたりすることは絶対にしてはいけません。
日々の信頼関係に支えられた「しかり」は親子の絆をより深いものにする効果もあります。
お子様が良い行動をしたとき、改善したときには、きちんとほめることも
忘れずにしていただけたらと思います。
人間は未完成で生まれてくるものです。
だからこそ、無限の可能性を秘めているのであり、それと同時に
しつけや学習が必要となるのです。
しつけは3歳までに基本的な部分を身につけさせなくてはなりませんが、
それ以降でも少しずつ自分をコントロールする力を育ててあげましょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。