『もうすぐ2歳になるのですが、外に散歩に行く時にも歩くのをとてもいやがって「抱っこ」をせがみます。
家事に忙しい時も一人遊びをほとんどせず、「抱っこ」と言ってしがみついて離れません。
泣かれるよりはいいと思って、片手で抱っこして洗濯物を干したり、おんぶして炊事をしたりと、とても大変です。
あまり拒否したり泣かれたりして心に傷をつけるのが怖いので、なるべく要求に応じて抱っこをするようにしているのですが、あまりに大変なときは、つい感情的になって叱ってしまう時もあります。』
このようなことを悩んだことは、ありませんか?
お子さんが2・3歳の頃は、とかく抱っこをせがむ場合があります。
まだまだお母様に包まれていたい、甘えたい時期です。
そんなときは、できるだけ抱っこしてあげてください。
無条件で抱っこやおんぶしてあげて良いのです。
散歩でも歩きたがらないときは、無理に歩かせることはありません。
お子さんは、気持ちが満たされれば、自分で歩くようになります。
歩かないからといって「自分で歩きなさい」などと言って突き放すと、ますますひどくなり、いつまでも抱っこをせがむようになります。
散歩中、
「あっ、あそこに○○があるよ。あそこまで行ってみよう」
などと、2、3メートル先に目標を持たせて、歩くことができたらほめてあげたり、道端の花や石などに関心を向けて、石などを集めてみたり、花を摘んだりして、歩くように促してみてもいいかと思います。
日頃から、ちょっとしたことや、出来たことをほめて、自信を持たせることが大事です。
子どもは、自分が十分愛されていることがわかると強くなります。
一人前扱いをして、簡単な仕事を頼み、出来たら子どもに感謝の言葉かけをして、ほめて育てると、精神的に落ち着いて、抱っこもあまりせがまなくなります。
そして、自分のことは自分でする、自立心のあるこどもに変身できるのです。
認める、ほめる、愛する、この3つで強い子に変身します。
親が子どもの気持ちに寄り添う子育てをしていってくださいね。
七田式教育 春日部教室