さあ、今年も新たな気持ちで、子どもと関わり、一緒に成長しましょう。
昨年一年間、お母様の悩み(質問)で最も多かったものから、子育てに関する根本の考え方に触れてみたいと思います。
通い始めて慣れてきて、2~3歳になると成果が歴然と目に見えてきます。
すると、途端にお母様たちは、あれもこれもと次々に期待し、同時に自分のペースで声をかけようとします。
お気づきでしたか?
実は、それまではゆっくり見守り、“できたね”と言って、小さなできた事をほめていたのです。
ところが、知らず知らずのうちに、期待感が先走り、当たり前にほめることを忘れ、自分のペースで先に立ってしまっていることが多くなっていませんか?
ですので、質問で一番多いのは、“子供が、私が声をかけたり、一緒に取り組もうとすると、イヤ、と言ってやらせてくれない“というものなのです。
2~3歳という、一番しっかりと自我が出ている時です。
まずは、‘認めて’あげましょう。
少しでも、本人がやる気をみせているところを認めてあげることからはじめましょう。
そして、ほめてあげましょう。
どこかで聞いたことはないですか?
そうです!!
七田教育の基本‘認めて・ほめて・愛して’子育ての根幹は、ここなのです。
これが、幼児の取り組みにも重要なのです。
自分の全てをそのまま認めてもらい(できる できないでほめるのではなく)愛してもらっている子は、自己肯定感があり、強くてしなやかな心を持つ子供になります。
素直に吸収して、感性を育むこともでき、人の事を思いやれる人に育つのです。
どの子にも、その子なりの可能性があります。
それを最大限伸ばしてあげる為にも、もう一度思い返してみてください。
子どもの見方【6つのポイント】
①短所を見ない。出来ないところから探さない。
人は欠点に目が行きがち。
でもそれでは、いいところも見えなくなってしまいます。
②今の姿を出来上がった姿と見ない、過程と見ること。
誰も、通過点があります。
知らない事、いろいろな経験をしている最中です。見守って。
③完全主義はダメ。
満点から見て何が出来ないではなく、1からみて褒めて積み上げていく方が、自信がつきます。
④比較しない。
比較しても、何も生まれない。その子自身の努力をみて。
⑤学力中心で育てない。
ある一部の見えた成果だけで、その人の価値を計るようなことをしない。
⑥そのまま100点と見ることを学ぶ。
その子の全てそのままを愛して下さい。
子育てに悩んだら、この6つを思い出してくださいね。